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2014年11月22日 (土)

坂東三十三観音巡礼歩き旅 第20回(日光-日光 36km)

 坂東三十三観音巡礼歩き旅、第20回目。今回は、

・第十八番札所 日光山 中禅寺

を巡りました。

※札所の写真は「坂東三十三観音巡礼歩き旅 その12」 (帰ってきた! 二ッ目日記)にて公開しています。Facebookアカウントをお持ちの方は、是非「いいね!」もお願いします。

D2014112201 すっかり乗り慣れた相模大野発4時53分の準急新宿行き。代々木上原で千代田線に乗り換え、北千住。北千住からは東武日光まで直通の快速があり、意外と楽に日光まで行く事ができます。この電車6両編成で、前2両が会津田島行き、中2両が新藤原行き、後2両が東武日光行きと非常にややこしい。乗り間違えると下今市で慌てる事になります。
 東武日光には8時25分に到着。今日も観光客がイッパイで、駅のトイレは大行列。でも心配ご無用、東照宮方向へ少し歩くとキレイな公衆トイレがあるのです。駅前からバスに乗る人が利用しないので空いています。
 駅からいろは坂の入口までは、約10キロのダラダラ上り。数日前、凄く寒かったので厚着してきたけど完前に裏目、春のようなポカポカ陽気で汗びっしょりです。寒くて凍えるよりはイイけど……

D2014112202 車の場合、上りは第二いろは坂、下りは第一いろは坂を使いますが、徒歩なので距離の短い第一いろは坂を往復します。それに元々対面通行だった第一の方が、道幅が広くて歩きやすそう(第二いろは坂は歩いた事ないので、想像です)。
 入口から1キロ程進んだ所で「ん 48カーブ」の標識が登場。そうか逆行してるので48から減って行くのね、残りが分かりやすくいいや。途中、女人堂(男体山が女人禁制だった頃の名残)、中の茶屋を横目に見ながら進むと「う 24カーブ」の標識。ここで半分?入口から約1時間、予定よりだいぶ遅れてるな~「やっぱ、いろは坂はキツイや!」と、思ったら、少し歩いた所に「ようこそ中禅寺温泉」のカンバンが。あれっ、もういろは坂終わり?
 後で調べたところ、上り(第二いろは坂)が「い:1」から「ね:20」、下り(第一いろは坂)が「な:21」から「ん:48」なんだそうです。初めて知った(^^; 結局、予定より30分程早く中禅寺に到着しました。いろは坂、ちょろい(☆。☆)\(- -#

■第十八番札所 日光山 中禅寺
 御本尊は千手観音菩薩です。通称は「立木観音」。日光を開いた勝道上人が中禅寺湖畔に生えた桂の木に、立木のまま千手観音像を刻まれた事に由来します。明治初期に起こった廃仏毀釈の法難を逃れ、明治35年の山津波でも奇跡的に傷付く事なく、今日に至っています。
 午年の今年は、観音様の手から伸びた五色の御手網を通じて観音様とより深い御緑を結ぶ事ができる、特別参拝が行われています。
 境内には本堂の他、波之利大黒天堂、映画「愛染かつら」のロケ地になった愛染堂、五大明王(不動明王、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王)を安置した五大堂が並びます。特に五大堂の天井に描かれた大雲龍は見逃せません。日光東照宮薬師堂の鳴龍を復元した、堅山南風画伯の手によるものです。また、五大堂から望む中禅寺湖の眺めが素晴らしかったです。好天に感謝!

D2014112203 お詣りを済せ、同じ道を駅まで引き返します。途中で華厳ノ滝にちょっと寄り道。小学校の修学旅行以来かも……時間がないので観爆台(エレベーター行く)までは下りなかったけど、上の展望台からでも十分楽しめました。
 いろは坂は午前中よりも車は多くなったけど、道幅に余裕があるので怖い思いは一度も無し。そういえば、お猿さんの襲撃も無かったな~
 日光駅には16時20分に到着。本当は今市まで進みたかったけど、そろそろ暗くなり始めていたので止めました。
 帰りはちょっと楽をして、東武日光からJR新宿まで直通の特急「日光」を初体験。案内表示やアナウンスが中国語、韓国語、英語でもされていて、なんか国際的(^^)

Bando18

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2014年11月15日 (土)

坂東三十三観音巡礼歩き旅 第19回(文挟-日光 19km)

D2014111501 坂東三十三観音巡礼歩き旅、第19回目。今回は、JR日光線文挟から東式日光への移動のみ、約19kmの道程。
 スタート前に先週、真暗闇の中歩るいた道を再確認。明るい時に見ても歩き難そう。端に見える木が日光例幣使街道名残の杉並木です。暗い中、この土手(?)の上も歩いて見たんだけど、枝が落ちてたり、下生えが多かったりで道路より危なかった(-_-;)
 さて、気を取り直して日光へ。道は今日も例幣使街道です。明るくてもやっぱり歩きにくい道です。両脇の歴史的杉並木を保存するために、道幅が広げられないんでしょう、多分。
 天気予報では「曇り後晴れ」だったけど、時おり雨がポツポツ。幸いにも本降りにはならず、雨具は使わずに済みました。
 いつもの半分以下の距離なのでお昼過には東武日光に到着。このまま帰えるのはもったいないので、ちょっとだけ観光モードで日光散歩です。

D2014111502 東照宮週辺は紅葉が真っ盛り! 故に混雑も真っ盛り!!
 ところで日光は、さすがに世界遺産、なんでも高いです。東照宮の拝観料が1,300円、神橋渡るには300円、五重塔や美術館も別料金(らしい)。全部廻るとかなりの金額になりそうです。全てこみこみのフリーパス的な物はないのかな~?
 結局、高い(ケチ > σ(^_^;)のと、混雑がすごいのと、時間もあまりない事もあり、東照宮は諦めて、日光二荒山神社だけお詣りしてきました。ところで、この日光二荒山神社、境内の至る所に「縁結び!」、絵馬にはデカデカとピンクのハートマーク、神苑(有料200円(^^ゞ)の入り口には「パワースポット入り口」の大きな看板。御祭神が大己貴命(大国主命の別称)なので、縁結びの御利益はあるんでしょうが……日光の起源ともいえる場所なので、こういう俗化には疑問を感じます。御朱印にもハートマークがあったらどうしようと思ったけど、それは大丈夫でした(^^ゞ
 さて次回、いよいよいろは坂を登って、第十八番札所 中禅寺を目指します。

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2014年11月 8日 (土)

坂東三十三観音巡礼歩き旅 第18回(葛生-文挟 44km)

 坂東三十三観音巡礼歩き旅、第18回目。今回は、

・第十七番札所 出流山 満願寺

を巡りました。

※札所の写真は「坂東三十三観音巡礼歩き旅 その11」 (帰ってきた! 二ッ目日記)にて公開しています。Facebookアカウントをお持ちの方は、是非「いいね!」もお願いします。

D2014110801 相模大野発4時53分の始発電車に乗り、代々木上原、北千住、館林と乗り換えて、スタート地点の葛生に8時20分到着。天気は当初の予報より悪化して、南関東では夕方から雨……北関東は夜までなんとかもつらしいです。
 葛生の町を抜け、しばらくすると登り坂の始まり。今日の行程前半はアップダウンが多いのです。
 坂の途中には採石場が沢山、いや採石場の中を歩いている感じ……それもそのはず、葛生は石灰で栄えた町なです。
 ところで私、採石場を見ると、かつて国語の教科書で読んだ葉山嘉樹の「セメント樽の中の手紙」に出てくる、恋人が破砕機の中に嵌り、砕かれて赤い細石が出てくる一節を思い出し、50歳を過ぎた今でも背中の辺りがゾワゾワするのです。背中がゾワゾワしながらも無事、満願寺に到着しました。葛生の駅からは2時間ちょっとでした。

■第十七番札所 出流山 満願寺
 現在は奥の院となっている、出流山中腹にある岩窟にできた、高さ3メートルの鍾乳石(石筍)の姿を、西方浄土へ向う十一面観音の後姿に見立てて崇めたのことが満願寺の由来です。創立は1200年以前。その後、弘法大師が今の本堂と御本尊を造ったとされています。
 御本尊は千手観世音菩薩です。
 本堂から奥の院へ向かう道には、歴代住職の墓所、大師堂、女人堂、大悲の滝などがあります。十一面観音後姿のある岩窟には、舞台造りの礼堂が設けられており、誰でもお詣りすることができます。

D2014110802 さて、出流といえば「出流そば」。お詣りを済ませて、門前のそば屋さんで昼食。残りの行程がかなりあるので、今回も般若湯はお預け(>_<)

 出流から鹿沼方面に向うには寺坂峠、大越路峠と二つの峠を越えないといけません。幸いにも大越路峠には10年ほど前にトンネルが開通し、峠越えが非常に楽チンになりました。
 二つの峠を越えてしまえば、後はゴールまで平坦な道が続きます。とかいいつつ、今日のゴールを何処にするか、実はまだ決めてない。候補は、東武日光線の新鹿沼か? JR日光線の鹿沼か?
 結局、もう少し無理をして、新鹿沼の10キロ程先のJR日光線、文挟まで進んでしまう事にしました。道は日光例幣使街道……五街道の日光街道とは別に、朝廷から東照宮に向かう勅使のために作られた道です。今でも道端の杉並木が残っています。
 でも、この杉並木を残しているために道幅が狭く、歩行者には優しくないです。しかも街灯無し、曇りなので月明かりも無し。対向車が来ると、ライトが眩しくて何も見えない、その後は目が眩むのでもっと見えない。ほとんど目を瞑ったまま歩いたような数キロ、怖いの怖くないのって……どっちだよ! 前回、濃霧にまいってヘッドランプを装備に加えよう、と思いつつも持ってこなかった事を悔やんだけど、後の祭りです。
 文挟駅の看板が見えたときには、マジで涙が出ました。無事に駅までたどり着いたのは、もちろん観音様のお陰です(^^ゞ

Bando17

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2014年11月 2日 (日)

坂東三十三観音巡礼歩き旅 第17回(前橋-葛生 57km)

 坂東三十三観音巡礼歩き旅、第17回目。今回のスタートは前橋、ゴールは東武佐野線の葛生(くずう)、次の目的地、第十七番札所の最寄り駅です。前橋から葛生は距離にして57km。1日で歩くには自宅~前橋、葛生~自宅への移動時間を考えると、ちと長いけど、途中一泊または2回に分けるのは短い、という中途半端な距離です。てなわけで、今回は三連休の初日……土曜日に前橋前泊、日曜日に57kmを1日で歩く、ということになりました。
 この三連休の天気予報は、曇り時々雨。が、雨でも決行せねば……この巡礼旅最大の難関は(多分)日光いろは坂の往復、これを雪が降る前に終わらせるため、少々の無理は仕方ない。
 土曜日夕方、前橋は土砂降り。でも翌日の予報は雨から晴れに変わりました、ラッキー。

D2014110201 朝4時前、ビジネスホテルをチェックアウト……この時刻に出立するには、旅館や民宿などよりもビジネスホテルの方が楽ですね~
 昨夜の雨はすっかり上がって、見上げると満天の星。星空を楽しみつつ歩くのもいいな~、と思ったのもつかの間、霧がドンドンと湧いてきて、あっという間に牛乳の中を歩いているような……道路の案内板も見えない状態。特に歩道が無い道は怖い。こっちから車が来たのは分かるけど、向こうからは見えない(と思う)。次回からはヘッドランプを装備に追加しよう(^^)
 濃霧は日の出後もしばらく続いて、晴れたのは8時頃。この間、20kmくらい進んでいるので、まさに「五里霧中」だね(^◇^;)
 その後は、強い日射しが戻ってきて……夏ならウンザリだけど、濃霧の間に冷え切った身体には有り難かったです。

D2014110202 途中の足利で、有名な渡良瀬橋にちょっと寄り道……普通の橋でした。よくよく考えたら、キレイなのは「橋から見る夕日」でしたね。
 足利で、一緒に歩いてみたいという物好き(?)な友人と合流。昼食は友人が買っておいてくれた、足利名物「ポテト入り焼きそば」を初体験(^^)。ジャガイモとソース合いますね~
 エネルギー補給の後、葛生まで約4時間の二人旅。暑くも寒くもない快適な陽気でした。雨中行軍を覚悟してたけど、助かった。

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