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2015年4月30日 (木)

坂東三十三観音巡礼歩き旅 第25回(常陸大子-常陸大子 48km)

 坂東三十三観音巡礼歩き旅、第25回目。今回は坂東三十三観音の最難所(らしい)、

・第二十一番札所 八溝山 日輪寺

を巡りました。

※札所の写真は「坂東三十三観音巡礼歩き旅 その15」 (帰ってきた! 二ッ目日記)にて公開しています。Facebookアカウントをお持ちの方は、是非「いいね!」もお願いします。

 日輪寺の最寄り駅(といっても20km強ある)は水郡線、下野宮駅。でも水郡線は常陸大宮、常陸大子を過ぎる毎に運行本数が減っていくのです。水戸始発の列車を利用すると常陸大子には、7時45分に着けますが、次の駅だというのに下野宮だと9時12分になってしまいます。そんな訳で前々回は常陸大宮を、前回は常陸大子をゴールにしたのです。巡礼の行程を決めるためには、GoogleマップとJR時刻表が欠かせないのです。
 常陸大子から日輪寺にお参りして下野宮までは45kmの行程。どこかで前泊しないと日帰りは無理です。って事で水戸に前泊することにしました。常陸大子よりも宿の選択肢が多く、食料や水の調達も楽な水戸の方が良い、との判断です。
 ところでGoogleマップによれば、常陸大子駅から八溝山まで行く途中、コンビニの類が一軒もありません。何時もならコンビニで食料や水分を適宜調達することで荷物を軽くしてますが、今回は1日分の食料と水を全て持たないといけません。もっとも食料は、歩きながら食べるため、全てシリアルバーなので、それほど重くはありません。暑くなりそうなので水は、2Lのハイドレーションに満タンと、予備に1Lを持つことにしました。

D2015043001 朝6時前にホテルを出立、駅前のコンビニで朝食を購入し、6時20分発常陸大子行きに乗り込みました。朝食を早々に済ませて、しばしウトウト。日射しが暖かく気持ちが良いです。
 定刻通り7時45分に常陸大子に到着。列車の中で身支度は済ませてあるので、早々に出発。なんせ今日は長丁場、時間はなるべく節約したいのだ。
 歩き出して直ぐに「八溝山遙拝所」という看板が……ここから拝んで参拝したことにしてしまえば、楽だ。って、それだと前回書いた「八溝知らずの偽坂東」になってしまうので、素通り(^^)
 道の両側は、田んぼ、リンゴ畑、田んぼ、リンゴ畑、時々民家、といった感じ。景色に変化がないので眠くなります。これじゃコンビニ無いのも納得。

D2015043002 しばらく歩くと、いよいよ八溝山への登りが始まります。従来からの参道(登山道)も有るようですがGoogleマップには出てこないので今回は、昨年開通した(らしい)ばかりの県道248号線を使いました。 想像以上の急登で、日光いろは坂より辛い。さすがは三十三観音いち番の難所。更に初夏の日射しに追い打ちされ、ヘトヘト。日輪寺に至る分岐の看板を見たときには、正直ホッとしました。

■第二十一番札所 八溝山 日輪寺
 茨城・栃木・福島の三県にまたがる八溝山脈の主峰、標高1,022mの八溝山。山頂から200m程下った辺りに日輪寺はあります。もともと山岳信仰の霊地で、役ノ行者の開基とされています。
 御本尊は、十一面観世音菩薩です。
 「八溝」の由来はいろいろと伝わっているようですが、日本武尊が東征の折「この先は、闇ぞ」と言われたとの説が、洒落が効いてて面白いです。
 境内には湧き水が引かれていて(山頂直下の八溝湧水群から引いたものか?)、暑さで疲れ切った身体も生き返りました。

 お寺前の駐車場では参拝客に混じって、八溝山山頂を目指す登山客にも出会いました。山頂はここから距離にして600m。でも私は山頂には向かわずに、登ってきた道を引き返します。山頂に寄っていると、今日中に家に帰り着かないのだ(^^ゞ

D2015043003 帰路について大失敗に気が付いた。行動食のシリアルバー、チェストバッグに入れた分は食べてしまったので、ザックの背面ポケットから変わりを取り出してビックリ! この暑さでドロドロになっとる。今までこんなことなかったのに……よくよく考えると、去年の暑い時期は市街地歩きが多く、何時でもコンビニで買えるので、予備の食料を持ち歩く必要がなかったんだ(^^ゞ
 どんな形になっても食べてしまえば同じ、と思ったけどパッケージにへばり付いたチョコレートは、歯でしごいてもなかなか取れず、半分くらいしか摂取できませんでした。他に食べる物を持ち合わせてなかったので、駅に着くまでは今流行のファスティング(断食ね)となりました。普段から少食なので、なんとか……

 下野宮へ向かう道と、常陸大子へ向かう道の分岐点で時計を見ると、どちらに行っても同じ列車に間に合いそう。ならば次回の便を考慮して、3km程距離は長くなるけど常陸大子に戻ることにしました。
 空腹のためか、いつもより強い疲労を感じながらも、予定通りに常陸大子駅に到着。早々に腹ごしらえを済ませ、水戸からの特急「ときわ92号」のキップも入手して水郡線に……これで今回の旅も無事終了! と思ったけど、甘かった(>_<)

 列車が水戸に近付いた頃「常磐線が人身事故で運休している」との車内アナウンス。更に乗るはずだった「ときわ92号」の運休が決まったらしい。
 特急のホームに行ってみると、1時間前に出発するはずの「ときわ90号」が止まってました。車掌さんを見つけて聞いてみると「窓口で特急券の振り替え手続きをしている内(窓口は大行列)に発車してしまうかもしれないので、取りあえず空席に座っててください」とのこと。常磐線の特急車両は席上のランプで、予約済みか空席かが分かるようになっているので、こういう時に便利ですネ。
 結局、40分程経って「ときわ90号」としては1時間40分遅れで発車。途中、更に遅れたものの、なんとか自宅のある相模大野まで辿り着くことができました。日付は変わってしまったが(^^ゞ

Bando21


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2015年4月25日 (土)

坂東三十三観音巡礼歩き旅 第24回(常陸大宮-常陸大子 33km)

 坂東三十三観音巡礼歩き旅、第24回目。今回も移動のみです。
D2015042501 上野発8時の「ひたち3号」で水戸へ。水戸からは水郡線に乗り換えて、常陸大宮に向かいます。上野発7時発の「ひたち1号」にも余裕で乗れるんだけど、どっちに乗っても常陸大宮に着く時刻はいっしょ……水郡線は運行本数が少ないのです。朝、遅いのは楽だけど、その分歩きに使える時間が短くなるので痛し痒し。
 水郡線がちょっと遅れて、常陸大宮には10時ちょうどに到着。昨日までの天気予報では「ときどき雨」マークが点いたり消えたりしてたけど、天気が良く初夏といって良いくらいの陽気で、八重桜と菜の花が満開。ここ数回、寒さと雨に祟られていたけど、今日は気持ちよく歩けそう(^^)
 と思ったのは午前中だけで、午後になるとパラパラとお天気雨、いわゆる「狐の嫁入り」。今日は狐界では大安吉日らしい、良く降ること(>o<)

D2015042502 今日の道は、久慈川と水郡線を縫うように進む国道118号線です。毎度、歩行者軽視の「日本の道路」に泣かされていますが、118号線(今日の区間)は歩き易い。歩道もかなりの部分で付いているし、久慈川を渡る橋には歩行者用の橋が別に架けられてる(ことが多い)。橋の上は歩道が無いことが多く、いつも怖い思いをするので、ホントに助かります。また、水郡線の鉄橋が何ヶ所もあり、撮り鉄でなくてもカメラを構えたくなりますが……列車の運行本数が少ないのでだ。残念ながら、列車を待ってる余裕はないのです。
 夕方になると雨は止んだけど、気温が下がって(寒気が入ってきたらしい)ちょっと寒い。それ以上に気になるのは、帰りの水郡線の時刻。常陸大子駅に着くのが発車ギリギリになりそう。1本逃すと次の列車まで1時間以上あるので、気が気では無いです。
 最後の30分はかなり急ぎ足で、発車数分前に駅に到着。歩きながら聴いてたラジオで「駅前のパン屋さんのオニギリ(なんでパン屋でオニギリ?)が美味しい」と言っていたので、夕食にしようと思ってたけど、探す余裕は無かったです、残念。

 次回はいよいよ、第二十一番札所です。

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2015年4月16日 (木)

今日のキーワード…“乳房雲”

 「ちぶさぐも」ではなく「にゅうぼうぐも」と読みます。モコモコとコブ状の雲が沢山できている状態の事をいいます。あっ、イメージ湧かない方は、画像検索してください。
 “乳房雲”の言葉からはなんとなく、ムフフっな妄想をしがち……いや、そんな妄想しなくても夕日に赤く染まった乳房雲は美しいです。
 が、綺麗な薔薇にはトゲがある、“乳房雲”には……トゲはないけど、雹や雷、更には竜巻の危険があります。詳しい説明は、これまた検索してください、沢山ヒットします。

 幸いにも私は出会わなかったけど、昨夜は各地で局地的な雷雨があったようで……世のオッパイ星人の方々、“乳房雲”を見つけたら、見惚れるのは程々にに、安全な場所に避難しましょう。
 ってことで、今日のキーワードは“乳房雲”です。オッパイ星人以外も避難してね(^^)


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2015年4月 4日 (土)

坂東三十三観音巡礼歩き旅 第23回(益子-常陸大宮 40km)

 坂東三十三観音巡礼歩き旅、第23回目。
 次に訪れる第二十一番札所 八溝山 日輪寺は、おそらく坂東三十三観音では最難所(1月、2月は雪のため閉鎖だし)。交通機関のなかった昔、遠くから遙拝して済ませる巡礼者も居たらしく「八溝知らずの偽坂東」の言葉が残っています。
 二十番札所からは北北東へ70km。しかし中継できる鉄道駅が烏山線烏山駅しかなく、しかもそこから50kmも離れていて、お参りを済ませてから反対側の最寄り駅、水郡線下野宮駅まで辿り着けそうにありません。
 そこで遠りになるけど、一旦東に移動し水郡線沿いに北上することにしました。今回はその一環で、益子から40kmを歩いて常陸大宮を目指します。

D2015040401 益子まで小田急線、中央線、東北新幹線、水戸線、真岡鐵道と乗り継ぎます。下館で真岡鐵道に乗り込むと、カメラバッグと三脚を担いだ一団が……明らかに撮り鉄(列車を撮影する事が好きな鉄道ファン)さんです。お目当てはSLか? などと思っていたら、北真岡で連れ立って降りて行きました。
 車窓から外を眺めていると線路沿いには、満開の桜とこれまた満開の菜の花。そうかさっきの撮り鉄さん達のお目当は、桜と菜の花とSLだったのね。良く見ると菜の花の中に、三脚だけが場所取りのために並んでいます。こんなに沢山並んでいると写るのは、桜と菜の花とSLと撮り鉄さん、になりそうで人ごとながら心配(^^ゞ。

 益子到着は、8時53分。相模大野を出てからちょうど4時間、遠いです。天気は曇り時々雨、レインウェアを着る程ではないのが救いです。先ずは真岡鐵道の終着駅がある茂木を目指します。
 茂木を過ぎるとゴール地点の常陸大宮まで、途中撤退に使える公共交通機関がない(路線バスはあるかも?)ので、茂木までの15kmを歩いている間に、天候と体調を考慮して、進むか止めるかを決めないといけません。
 幸いにも雨は止み、体調もまずまずなので、常陸大宮まで行く事にしました。今まで体調気にして早めに切り上げる、なんて考えたことも無かったのに……情けないというか、慎重になったというか、複雑。

D2015040402 茂木を越えると、気になる場所が……コース検討で地図を見ていたとき、国道123号線のすぐわきに「馬門の滝」の文字があることに気づいたのです。こんな幹線道路の直ぐそばに……滝好きとしては見逃せません。
 現地に着くと有りました、落差は数メートルしかないけど……確かに滝。ちょっと水が汚なくて臭うのが玉に瑕。流れ落ちる水を、ただボーっと見てるのが好きなんだけど、今日は先が長いので程々で切り上げて歩き再開。

 道は那珂川を渡り、茨城県ヘ。これで一都五県……歩いてないのは千葉県だけになりました。
 那珂川はその昔、カヌーやキャンプで何度も訪れたので、懐かしい景色が続きます。しかも桜が満開、これで天気が良ければ最高なんだけど……曇りで風も冷めたい、あいにくの天気。
 那珂川大橋で那珂川と別れ、風が更に強まる中、常陸大宮ヘの道を急ぎます。なんせ水郡線は運行本数が少なくて、一本逃すと大変なのだ。
 この所、運動不足だったせいか、それとも寒さのせいか、バテバテになりながらも予定通り、益子から8時間で常陸大宮に到着。

D2015040403 帰りは、水郡線で水戸に出て常磐線。先月のダイヤ改正で、特急ひたちで東京まで直接行ける(終着は品川)様になったので、楽チンだけど……常磐線で「東京行き」の切符には、まだ違和感がありますネ~
 最終的に自宅に戻ったのは、21時。列車移動が住復で8時間、歩きが8時間の長旅でした。

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