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2015年9月19日 (土)

坂東三十三観音巡礼歩き旅 第31回(筑波山神社-つつじヶ丘 5km)

 坂東三十三観音巡礼歩き旅、第31回目。今回は移動だけです。前回のゴール地点、筑波山神社入口(バス停)から、つつじヶ丘(バス停)まで……普通の道を歩いて次の札所へ向うこともきますが、せっかくここまで来てるので筑波山登山を初体験することにしました。

D2015091901 つくば駅から筑波山神社入ロへ向かうバスは、8時が始発。シルバーウィーク初日なので登山客で満員、と思いきや意外に空いてます。同行した筑波山登山数回目の友人によれば、距離が短いので遅い時刻に登り始める人が多いのだとか……
 筑波山には筑波山神社から御幸ヶ原までのケーブルカーと、つつじヶ丘から女体山までのロープウェイがあります。もちろん「歩き旅」なので、どちらも使いません。

 筑波山神社でお参りを済ませ、9時ちょうどにケーブルカー沿いの道を登り始めました。天気は曇り、いや山全体が雲の中状態で蒸し暑い、気温が比較的低く風が涼しいのが救いです。
 階段、石段、木段(どう違う?)が多い道を90分程登ると、御幸ヶ原に到着。さらに約10分登ると男体山山頂。山頂には伊弉諾尊を奉る、男体山本殿があります。
 お参りを済ませて再び御幸ヶ原へ。北側に立つと今まで歩いて来た道が一望できます。御幸ヶ原へはケーブルカーで登ることができるので、数軒ある茶店は、家族連れで賑わっています。
 しばし休憩の後、女体山へ。登山客は徐々に増え、狭い道では渋滞するほど……やっぱりシルバーウィークだ。天気も曇りから晴れへ回復(^^)/

D2015091902 女体山山頂にも本殿があり、御祭神は伊弉冉尊です。山頂東側の岩場からは、これから歩く霞ヶ浦方面を望むことができました。
 女体山からの下山路には、数々の奇岩があって目を楽しませてくれます。でも岩の性質なのか、足下が滑りやすく景色に気を取られてばかりいると危険です。

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D2015091904 13時40分、つつじヶ丘へ無事下山。ロープウェーの駅に隣接するレストランで一杯、のど湿し(^^) 観光地のレストランなので、あまり期待はしていなかったけど……筑波鶏の串焼きと、もつ煮込みはなかなかの味、侮れません(^^)
 幸せな気分で早めに帰路に、帰りのバスは観光バスタイプ(もちろん路線バス)で、補助席まで満席でした……さすがはシルバーウィーク!

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2015年9月12日 (土)

坂東三十三観音巡礼歩き旅 第30回(岩瀬-筑波山神社 24km)

 坂東三十三観音巡礼歩き旅、第30回目。今回は、

・第二十五番札所 筑波山 大御堂

を巡りました。

※札所の写真は「坂東三十三観音巡礼歩き旅 その18」 (帰ってきた! 二ッ目日記)にて公開しています。Facebookアカウントをお持ちの方は、是非「いいね!」もお願いします。

 上野発6時49発宇都宮線快速に乗るため、5時に自宅を出発して小田急線。電車が下北沢を過ぎた頃、突然のブレーキ! 「地震のため緊急停車します」のアナウンスがあったけど、電車の中って揺れを感じないのだ。
 ラジオを点けると、震源は東京湾、最大震度は調布で5弱。大きな被害は無かったようで、ホッとしました。電車は15分程の安全確認の後、運転を再開しました。但し、安全のため速度を落として……
 新宿で山手線に乗換え。JR各線でもダイヤが乱れている様子。上野まで行くと、予定の列車に間に合わなくなりそうなので、池袋で埼京線に乗換え赤羽へ向かいます。列車には間に合ったけど……赤羽駅では駅弁売ってないのだ。またコンビニおにぎりの朝食、さみしい(>_<)
 小山からは水戸線で岩瀬へ。途中、氾濫したばかりの鬼怒川を渡りました。被災地の方には心からお見舞い申し上げますm(_ _)m

D2015091201 岩瀬を9時5分にスタート、1週間前にお参りした雨引観音を左手に見ながら南下します。岩瀬から筑波、さらに土浦まで、筑波鉄道の廃線跡を利用したサイクリングコース「つくばりんりんロード」が伸びています。ここを歩いていこうか?と思ったけど、いつも通り普通の道路を歩くことにしました。“歩き人”にとって自動車よりも自転車の方が怖いのです。道路沿いの方が、コンビニを探しやすいという理由もありますが……
 途中で城下町時代の町並みが残る、真壁に寄り道。確かに古い建物が残っていますが、チラホラという感じ。川越のような雰囲気を期待してたので、ちょっと期待外れでした。フラっと立ち寄っただけなので、いちばん良い場所を見落としてるのかもしれません。

D2015091202 台風17号がもたらした大雨がウソのような好天気。気温も湿度も高く、蒸し暑い。沿道の田んぼでは稲刈りが盛んに行われていました。大雨の影響がなければ良いのですが……
 筑波山の西側を回り込み、いよいよ上り坂。目的の大御堂まで1時間弱の上り坂です。14時45分、汗だくで大御堂に到着しました。

■第二十五番札所 筑波山 大御堂
 筑波山の登山口、登山者や参拝者で賑わう筑波山神社の西側に“大御堂”と呼ぶにはあまりにも小さな本堂が、ひっそりと建っています。参拝者も見当たりません。江戸期までは筑波山全体が真言密教の霊場で、本堂は浅草寺に匹敵する大きさだったそうで、まさに“大御堂”だったのでしょう。明治初期の廃仏運動により、そのほとんどが焼き払われてしまいます。現在の本堂は昭和36年に再建されました。仁王門が筑波山神社の随心門として、当時の面影を残しています。
 御本尊は、千手観世音菩薩で、廃仏運動や山津波の被害をうけつつも無傷で残っています。
 納経所に御朱印を頂きに行くと、入り口に「喫煙者の方は外から声をかけてください」との張り紙。ご住職が極度のニコチンアレルギーで、喫煙者の近くに寄るだけで体調が悪くなるそうです。喫煙者の方はご注意を……
 私の姿があまりにも、汗だくヨレヨレだったせいでしょうか? 焙じ茶とお菓子を御馳走してくださいました。お気遣いに感謝。

 その後ついでに(って、失礼だろ)、筑波山神社にもお参り。筑波山神社入口のバス停が今日のゴールです。次回はここから男体山、女体山をへて土浦方面へ向かいます。
 あっそうだ実は私、つくばエクスプレス(TX)は初体験。なんせ筑波山はおろか、この方面に来るのは科学万博以来なもんで……当時TXなんて、影も形もなかった。便利になったもんです。

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2015年9月 5日 (土)

坂東三十三観音巡礼歩き旅 第29回(友部-岩瀬 36km)

 坂東三十三観音巡礼歩き旅、第29回目。今回は、

・第二十三番札所 佐白山 正福寺
・第二十四番札所 雨引山 楽法寺

を巡りました。

※札所の写真は「坂東三十三観音巡礼歩き旅 その17」 (帰ってきた! 二ッ目日記)にて公開しています。Facebookアカウントをお持ちの方は、是非「いいね!」もお願いします。

 今回のスタートは常磐線の友部。友部に停まる一番早い特急は上野7時30分発の特急ときわ31号だけど、1時間(正確には59分)前に出る各駅停車勝田行きの方が20分早く着くのです。わずか20分のために1時間の早出。今日は札所を2ヶ寺巡る予定なので、たとえ20分でも無駄にできないのです。
 定刻通り8時13分に友部に到着、先ずは笠間を目指します。笠間といえば伝統工芸品の指定を受けた、笠間焼が有名。道路沿いには、窯元やギャラーがたくさん。予約がなくても、ロクロ引きや手びねりの体験ができるそうですが、時間的な余裕がなく残念。
 2時間弱で正福寺へ。Googleマップの経路検索の通りに歩いたら、裏山の笠間つつじ園の方に誘導されてしまいました。徒歩モードで使うとたまにこういう事があります(辛うじて道があったので良い方)。仕方なく裏口から失礼しま~す。

■第二十三番札所 佐白山 正福寺
 明治の廃仏運動で佐白山頂にあった観音堂他の堂宇は全て破壊され、昭和になって山麓に再建されたのが現在の観音堂(本堂)です。
 御本尊は、十一面千手観世音菩薩で、鎌倉時代初期の作。廃仏運動の時には他のお寺に移され難を逃れていたそうです。
 裏から境内に入って気が付いたのは、梵鐘の無い鐘楼。ご住職に伺ったところ以前は笠間市の時の鐘を預かって撞いていたが、時の鐘では煩悩を払うことができないので、市にお返ししたとのこと。
 もう一つ気になっていたことが……私が持っている坂東三十三観音の公式の案内書では寺号が「観世音寺」となっていること。これまた伺ったところ、先代のご住職が改宗し、寺号も変えていたものを代替わりとともに元に戻した、とのことです。
 こちらのお寺では御朱印を頂くたとき、ご住職が延命十句観音経を唱えながら手渡してくれます。なんとなく有り難い。

D2015090501 正福寺を後に次の札所へ……の前に、笠間といえば日本三大稲荷の一つ(らしい)笠間稲荷。ここまで来て素通りするのもな~、ってことでちょっとだけ寄り道、お稲荷さんにご挨拶。ちょうど昼食時だったので、名物いなり寿司でも、と思ったけど、やっぱり時間が惜しいのでお預け。
 おいなりさん(もちろん、お寿司の方)に後ろ髪を引かれつつ、国道50号を西進。国道50号は昨年の秋、前橋から出流方面へ向かう際に歩いているので、なんとなく懐かしい。関東の北の果てから帰ってきたぞ~、感があります。

 雨引観音こと楽法寺は、雨引山の南側中腹に位置します。水戸線の岩瀬で国道50号と分かれて、雨引山の西側を南下します。またまたGoogleマップで経路検索すると、雨引山の北側から山頂を通った方が、約3km近いらしいけど、道路というよりハイキングコースの様だったので止めました。
 やっと「雨引観音左折 2km」の看板。左手を見ると山の中腹に、お寺がかすかに見えます。更に進むと「徒歩の方は直進が近道」の看板が……素直に直進すると、S字に登っていく車道を縫うように、苔むした石段が続きます。そろそろ交換しようと思っていた靴は、底がツルツル、アッパーはふにゃふにゃで歩きにくい。でも「近道」は正しかったようで、あっという間に山門の前に到着できました。御朱印を頂けるのは17時までなので、行程の後半に札所があるときは何時も、間に合うか不安で、ついセカセカと歩いてしまうので……予定していた16時よりも30分程早く着きました。こんなことなら、おいなりさん食べれば良かった(^◇^;)

■第二十四番札所 雨引山 楽法寺
D2015090502 薬医門をくぐって、145段の「厄除けの石段」を登ると仁王門。さらに50段ほど階段を上ると本堂です。
 中国(梁)の帰化僧、楽法居士(法輪独守居士)により587年に開基されたこのお寺は、名前の通り雨乞いの寺として有名です。
 御本尊は、延命観世音菩薩で、楽法居士と共に渡来したとされています。
 観音堂の他、多宝塔、奥の院などがある広い境内は、お参り後に散歩する家族連れが目立ちました。境内からの眺めは素晴らしく、これから目指す筑波山を望むことができました。

 お参りを済ませ、岩瀬駅まで引き返して本日のゴール。水戸線で小山に出て、久しぶりの湘南新宿ラインで帰途につきました。

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