2024/03/18

やっぱり寄らば大樹?「年収250万円生活」

 あっと言う間に3月も後半に入りました。昨年一年間の実績を踏まえたキャッシュフロー分析の季節です。今年は確定申告をさっさと済ませて、続けてキャッシュフロー分析も終わっていたのですが、イロイロとバタバタがあってコレを書くのがいつも通り3月後半にずれ込んでしまいました(^0^;)

 支出については2022年より30万円ほど少なくなっています。でも2022年は従来よりも100万円くらい増えていたので、今年も実質的には70万円の増加になります。浪費癖はなかなか直りませんね(^0^;) いろんな物の価格が上昇してますので、ある程度仕方ないかな?

 収入源については相変わらずFX(外国為替証拠金取引)がほとんどです。2023年の実績は22万円。「年収250万円」より一桁少ないぞ(;゚ロ゚)
 実は1年間の儲けは約830万円もあったのですが、為替の変動が激しすぎて証拠金の余裕が心配で、儲けのほぼ全てを使って含み損の出ているポジションを処分してしまったのです。
 ここまで円安が進むとは思わず、数年前に取ったドルショート(ドル売り・円買い)ポジションの含み損が積み上がり、証拠金維持率が少なくなっていて、このまま円安が進むと強制決済の危険がありました。なのでバッサリ(^^)

 昨年書いたように「証拠金を取り崩して生活資金用の口座に移せないので、ジリ貧」の状況は変わっていませんが、60歳になって企業年金(退職金の後払いです)の受給が始まり、更に個人年金も一時金で受け取って、ちょっとだけ生き延びた……という感じです(^0^;) 個人年金分はもしもの時の予備資金にするつもりでしたが、背に腹はかえられません。
 企業年金の額が予想していたより多く、ホント助かってます。比較的大きな企業に転職もせず(ただ面倒だっただけですが……)勤めていたおかげですね。やはり“寄らば大樹の陰”って事でしょうか??

 ところで今年からNISAの新しい制度が始まりました。2014年に始まった旧制度のNISAは、使いにくい面があって積極的に活用していませんでしたが、新NISAは使いやすそうです。なんで最初からそうしてくれなかったの? という気持ちです(--;)
 新制度を10年前から利用していたら、資産がかなり増えていたかも……定期的な収入があるうちに使いたかったな~
現役世代の方は、大いに活用してくださいね(^^)

「年収250万円生活」バックナンバー





2024/03/07

確定申告あれこれ

 今年は閏年で「確定申告期間が一日だけ長い!」などと思っていたら……あっという間に3月がやってきて、申告期間も 残り僅かになってしまいました。 とか言いながらのんびりとこんなブログを書いていられるのは、申告期間前にe-Taxで申告を済ませてしまったからです(^^)

 いつもなら申告期間が始まってもなんとなくやる気になれず、2月が終わりそうになってから重い腰を上げるのですが、今年はとある事情で申告期間中に“申告どころではない状況”になる可能性があったため、2月に入って直ぐに作業を始めたのでした。なんたって「政治資金収支報告書への記載が漏れてました、テヘペロ :-p」で済んでしまう、おエラい政治家のセンセー方と違って、申告期限を過ぎればペナルティがありますから……我ら小市民は(--;)

 国税庁の確定申告書等作成コーナーが申告期間前から使えることは知っていたので、申告開始(2月16日)と同時に申告するぞ! と意気込んで作業開始。画面に従って内容を入力しながら進んでいくと……あれ? 申告書の送信まで終わってしまった、申告期間前なのに(^0^;)
 e-Taxって申告期間開始前でも申告できるのね、初めて気付きました。なんせ今までは2月末までモタモタしていましたから。

 ところで現在、私の収入源は「年収250万円生活」に書いている通りFX(外国為替証拠金取引)とアフィリエイトのみなので、確定申告にもたいした手間は掛かりません。経費も計上していないし……
 FXやアフィリエイトでも経費を計上することは可能ですが、面倒なのでやってません(^0^;) 一度でいいから経費に「書籍代 3,500万円」とか言ってみたいですね。3,500万円は全財産だけど(--;)

 今年(昨年分)の申告では、これらに加えて個人年金の解約返戻金を受け取ったため、一時所得の申告が必要になりました。個人年金自体は支払い明細が発行されているので何の問題も無かったのですが、面倒だったのは競馬の払戻金です。
 今までは一年間の払戻金合計額が、特別控除額50万円を超えていなかったので申告不要でした。でも今年は保険の返戻金との合算になるため申告しなければ……正直なところ競馬の当選金を真面目に申告している人って居るのかな?と思うけど、真面目にやりましょうネ(^^)

 馬券は全てJRAのネット投票で買っているので、投票履歴が確認できるはず。と、JRA投票照会サービスにアクセスして驚きました。なんと投票履歴は数ヶ月分しか残っていません。前年一年分の履歴が残ってないと確定申告には使えないじゃん。
 JRAのWebサイトには「払戻金を受け取ると確定申告が必要な場合がある」って書いてあるのに、それを手助けする気は全くないようです(--;)
 幸いにも家計簿にその日一日の馬券購入合計額と、払戻金合計額を記録していたので、それを基に申告することにしました。ただ競馬による利益の計算方法は……

払戻金合計 ー 当たり馬券の購入金額合計

で、当たり馬券だけの購入金額までは記録していなかったので、一日の払戻金は全て一口(100円)の馬券が当たったものとして計算しました。なんか損した気分です。
 これからは、当たり馬券の購入合計額と外れ馬券の購入合計額を別々に記録することにしました。なんか面倒だ(..;)
 昨今の“政治資金問題”を見ていると、なんでたかだか数十万円程度の金額で、ここまで面倒な事をしないといけないの? とイラッとしますが……まあ、納税は国民の義務なのでしかたないです。


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2023/12/04

ところで自炊って……(ハマジ的電子書籍生活 その33)

 先の投稿「ドキュメントスキャナがお亡くなりになりました(ハマジ的電子書籍生活 その32)」を書きながら、ふと湧いてきた疑問。「本の自炊」って、今でも一般的に通じるの? 既に死語になっていないか? ということです。10年前とは違い、ほとんどの書籍が電子書籍サービスで提供されている昨今、はたして……
 試しにヤホー、じゃなくてGoogleで「自炊」を検索してみると、出てくるのは本来の意味の「自炊」がほとんどでした。でも比較的上位にWikipediaの「自炊(電子書籍)」が出ていたので、まだ死語というほどでもないようです(?)
 驚いたのは「自炊代行サービス」のスポンサーリンク(広告のことね)が何件か出てきたことです。「自炊代行サービス」こそ、死語ならぬ死滅したサービスだと思っていたんですが(..;)

 そもそも「本の自炊」とは、自分で(紙の)本を電子書籍(主にPDF)化する課程……背表紙を外してページをバラバラにし、スキャナでスキャンする……を、料理になぞらえて「自炊」と呼んだのだと思います(ちょっと自信ないけど)。本格的に「本の自炊」を行うには、裁断機やドキュメントスキャナ等の道具をそろえる必要があり、更に時間も手間もかかる。この辺りも本来の意味での「自炊」に近いですね(^^)
 面倒なのでお金出すから代わりにやってちょうだいで、登場したのが「自炊代行サービス」です。誰かに依頼した時点で「自炊」ではないと思うんだけど(^0^;)

 「自炊代行サービス」を行う業者が多数登場したのは、アップル社がiPadを発売してからだったと思います。電子化した書籍を大量に持ち歩いて、どこでも読める環境が整ったわけですから。
 この頃Google等で「自炊」を検索すると「自炊代行サービス」が上位を占めていた印象があります(記憶違いかもしれませんが)。
 そんな「自炊代行サービス」ですが、著作権法に抵触することが問題になり、あっと言う間に消えていきます。自分の本を自分でスキャンする行為は個人利用の範囲だが、他人に依頼してスキャンした場合はその範囲を逸脱する可能性がある、ということらしいです。

 そんな「自炊代行サービス」がまだ残っていたとは意外でした。法律的な問題が解決したということか?
 新しいドキュメントスキャナを注文しちゃったけど、自炊予定の本の多さを考えると「自炊代行サービス」を使った方が楽かな~?という気になりました。ドキュメントスキャナは他の書類のスキャンにも使っているので、無駄になることはないですし……
 ところが検索で出てきたサービスをいくつか確認すると、法律的な問題はなにも変わっていないことがわかりました。どのサービスにも「作業を受けられない著者一覧」的なリストが掲載されていました。訴訟リスクのある著者の著作には触らない、というスタンスのようです。著作権法が親告罪だから成立するサービス、ってことです。

 やはり自分でコツコツ作業を進めるしかなさそうです。「自炊」なんだから当然ですね(^0^;)

※「ハマジ的電子書籍生活」まとめサイトはコチラです。

※使用中の裁断機の後継機種(刃の交換が簡単になったらしい、交換したこと無いけど)


※使用中のドキュメントスキャナ



2023/11/29

ドキュメントスキャナがお亡くなりになりました(ハマジ的電子書籍生活 その32)

 10年以上前に「ハマジ的電子読書生活 その8」で、“本の自炊”について紹介していますが、未だに続いています。ブログを書いた時の目論見では、今頃はとっくに全ての蔵書が電子化されているはず、だったのですが全然終わってません(^0^;)
 老後(今でも十分老後だけど)に読み直したい本を優先して自炊してますが、そういう本ってドンドン増えるんです(^0^;) 自炊のペースより本が増えるペースの方が速いので、いつまで経ってもダメな私(このフレーズ、わかる人どのくらい居るだろう?)、なのです。
 ほとんどの本は電子書籍版(今はAmazon Kindle一択)を購入していますが、電子書籍ってサービスが終了しちゃえば、ハイそれまでよ(このフレーズもわかるかな?)。なので好きな作家さんの本は、古書店(主にBOOKOFF)で買ってきては自炊しています。

 前置きはこのくらいにして……
 文庫本の自炊中、スキャナから今まで聞いたことの無い音が出ているのに気付きました。紙を吸い込んで吐き出す時に「パキっ」という音がします。数十ページを連続でスキャンするので、ギューっ(紙を吸い込む音)・パキっ・ギューっ・パキっ・ギューっ・パキっ……と、異音も連続で鳴ってます。何だろう? スキャン結果を確認しても、特に異常はなさそう。
 が、しばらくスキャンを続けていると、吐き出される紙が綺麗に揃わなくなってきました。普通ならスキャンした順番に重なって行くのに、下に潜り込んだり排紙トレイを跳び越えて床に落ちたり(;゚ロ゚) しかたなく連続スキャンは諦めて、一枚毎の手差しでなんとか一冊分乗り切りました。
 スキャナの中を確認すると、排紙のためのローラーがベトベトしている。「パキっ」はローラーに貼り付いた紙が剥がれる音だったのか!

 今までこんな現象は経験したことが無いです、おそらくは排紙ローラーの経年劣化。
 なんせこのスキャナ、↑のブログで紹介している富士通 ScanSnap S1500で、購入してから12年も経ってます。今まで正常に動いていたことが奇跡ですね。今まで良く働いてくれたねありがとう、という気分です。もう修理はできないので、買い換えることにしました。
 次に買うのも当然ScanSnap。実はこのS1500を買う前に一度、別のメーカー(どことは言わないけど)に浮気をして酷い目に遭ったので「二度と浮気はしません」と誓ったのです(^0^;)
 先ずは機種選びを、とScanSnapの製品情報を見に行ってびっくり。メーカーが富士通からリコーに代わってる(;゚ロ゚) メーカーが変わっても製品が存続してるってことは、それだけ優秀だってことですね。
 主力機種のiX1600は、タッチパネルが付いたりネットワークに対応していたりと高機能ですが、私にはそこまでは必要ない。ってことで廉価機種のiX1400を選択しました。


 設定を済ませて、スキャンのテスト。スキャンが速いっ! 12年も経つと性能良くなってますね(^^) この分なら、蔵書の自炊作業も加速?? 無理かな、自炊作業はスキャン後の作業にもそこそこ時間が掛かるのです(^0^;)

2023/11/09

販売終了に慌てた話

 2年ちょっと前、ニコンのCOOLPIX A1000を買った事は「またカメラが増えた話」で書きました。でもこのカメラ、2年の間ほとんど出番がありませんでした(^0^;)

 そもそもこのカメラを買った理由は……
 野鳥撮影用のカメラ(ミラーレス一眼と望遠ズーム)を持っていない時、珍しい鳥に出会うと非常に悔しいので、常に携帯できる望遠ズーム付きの小さいカメラが欲しい、と言うものでした。
 でもこのカメラ、使ってみると結構重いし、大きい。起動時やズーム、AFの動きがかったるい。現物を確認した上で買ったんだけど、店頭で少しばかりいじくっただけでは分からないものですね。

 ところでこのカメラを選定した時、真っ先に候補から外したソニーのCyber-shot DSC-HX99ですが、巷の評判はけっこう良く、野鳥撮影の現場でもたまに見かけることがあります。友人が一つ前の機種、DSC-HX90Vを持っていたので使わせてもらったところ、COOLPIX A1000よりも軽くて、(EVFが収納式だから、とういう以上に)小さい。何よりも動作がキビキビしていて使いやすかったです。巷の評判通り!?

 それ以降、カメラ売り場でDSC-HX99を見る度に、次に500円玉貯金が貯まったら(いつだ)君を手に入れるからね、と話しかけていたのでした。気持ち悪いな~ > 自分
 ところが最近、カメラ売り場からこのカメラが無くなっているのに気付きました。なんで? と調べてみると、先月(2023年10月)で、製造・販売終了とのこと。
 まあ発売から5年も経っているのでしかたないか? ならば後継機種は、と思ったら……後継機種の発表は無し(;゚ロ゚)
 スマートフォンのカメラがどんどん高性能になり、小型デジタルカメラの需要が減っているためかもしれません。

 世間の需要はともかく、個人的には是非欲しい。市場に在庫が残っている内になんとか手に入れねば……
 普段、カメラは実店舗が家の近所にある、ビックカメラかヨドバシカメラで買うことにしています。万一、初期不良があった際に対応が楽だからです。まぁ初期不良なんて滅多にないんですが。
 しかし両店ともに在庫無し。Amazonや楽天市場で探したところ、Amazonマーケットプレイスに出店している、秋葉原の老舗電気店に在庫が残っていました。躊躇無く注文。本当は予備機を含めて2台欲しかったけど、先立つ物がありません。500円玉貯金も全然貯まってないし(^0^;)

 購入価格は、84,800円。2年前に素直にこっちを買っていればもう少し安かったかも知れませんネ。
 因みにこれを書いている時点では、私の買ったお店の在庫は尽きていて、他の店舗では在庫はあるものの価格が上がっています。危ないところだった(^0^;)
 万一壊れると、もう代えがないので、カバンの中に放り込んでも安心なように、ちょっと頑丈なケースも合わせて購入しました。



2023/08/01

運動不足なのでカメラを買い換えました

 運動不足がなかなか解消できないので、カメラを買い換えました。

 ん? なんだこの既視感。あっ一年くらい前に「運動不足なのでレンズを買いました」って、書いていましたね(^0^;)

 この時の趣旨は……
 野鳥撮影用に望遠ズームを購入したけど、ちょっと重くて散歩の機会が減ってしまったので、性能は落ちるけど少しコンパクトな望遠ズームも買った。
 と、いうものでした。

 でもね、結局のところ野鳥撮影しながらの散歩って、あまり運動にならないんです。鳴き声が聞こえると、その場で立ち止まって姿が見えるまで動かないので、時間がかかる割に歩く距離はあまり伸びません(..;)
 「今日は本格的に野鳥の撮影だ」と撮影場所の公園まで行く時は、片道1時間半くらいの歩きになるので、かなり運動にはなります。が、往復で3時間は散歩の域を超えていて、毎日というわけにはいきません。

 やはり散歩と野鳥撮影は切り離した方が良さそうです。散歩の時は、単焦点レンズで気になった物をパチパチ撮っていく“散歩カメラ”のスタイルに戻ることにしました。
 カメラ保管庫からしばらく使っていなかったOLYMPUS PEN E-P1を引っ張り出し、パイルダー……じゃなかった電源ON。ん、なんかエラーが出て動かないぞ……なんせ2009年に買ったカメラで、すでに14歳のご老体なので、とうとう逝ってしまわれたようです(ToT)
 ならば3年前に退役させた、LUMIX GX7を服役させるか?? こちらはまだ動きますが、ご老体であることに変わりはありません。特に充電池の持ちが非常に悪くなっていて……でも今さら電池の追加購入はしたくないです。

D2023080101 こう書くと、OM-1やOM-D E-M5 mk3を持ってるのに、なんでそれを使わないの? と聞かれそうですが…… “散歩カメラ”にはいつも単焦点の12mmレンズを使っていて、フラットボディのカメラに付けると非常に格好良いのですが、ペンタ部のある一眼レフスタイルのカメラには似合わない気がしてます。
 それってあなたの感想ですよね。そうですよ、悪い?(^0^;)

 しかたがないので運動不足解消のため、新しいカメラを買うことにしました。って、単に新しいカメラが欲しいだけなんだけど(^^ゞ
 購入するカメラはOM SYSTEMのOLYMPUS PEN E-P7です。

 社名は既にOM SYSTEMに変わっていますが、カメラのブランドはOLYMPUSとなっています。確か、MS SYSTEMとして初めて発売するカメラで、かつOLYMPUSブランドで出す最後のカメラだったかな? ちょっと自信ないけど(..;)
 私にとっては3台目のPENシリーズです。

 1台目のPEN E-P1はいろいろと不満の多かった(このブログでもさんざん書いてますね)機種ですが、“散歩カメラ”としてかなり長く働いてくれました。2台目のPEN E-P5は性能面の不満はほとんど無かったものの、わずか半年でパナソニックのLUMIX GX7に買い換えてしまいました。なぜ? 理由を知りたい方は「さよならPEN5、また来てGX7」をお読みくださいネm(__)m

 PENシリーズとしてはE-P5の後に、往年の名機の名前を冠したPEN-Fが発売されています。PENシリーズとして初めてEVFが内蔵されていたり、見た目がクラシックカメラみたいで抜群に格好良かったりで、かなり欲しかったものの、LUMIX GX7がまだ現役バリバリで手にも馴染んでいたため買い換えには至りませんでした。
 今回、中古のPEN-Fを買うことも検討しましたが、未だに人気機種でけっこうなお値段。7年前の中古カメラにそこまでの投資はできないな、となりました。近々PEN-F mk2が出るのであれば、待つのも有りだとは思ったのですが、今のところそういう噂は聞こえてきません、たぶん。

 ところでOM SYSTEMでは、アフターサービス期間が終了し修理ができなくなった製品を所有するユーザに対し、市場価格よりも安価で最新機種に交換するキャンペーンを行うことがあります。今回、たまたまそのキャンペーンが始まったのですが、交換できる機種がOM-5かE-P7のレンズキットだけ……キットのレンズは既に持っているレンズとズーム範囲がカブるのでちょっと悩みます。
 因みに交換費用は、(安い方の)レンズキットだと量販店のボディ単体価格と同等かそれより安く、お得感は高いです。もちろん交換なので、交換元のカメラはなくなりますけど……

 手持ちのカメラと交換ということなら、OM-1購入後すっかり出番のなくなったOM-D E-M5 mk3を下取りに出す手もありそう。さっそく中古カメラ店の買取価格を調べたところ6万円弱。2年半前に11万円強で購入しているので、かなり高額です。
 因みに新発売直後に購入して半年で手放してしまったPEN E-P5は、12万円で買って5万円で売っているので……当時に比べて買取価格が上がっているようです。これもインフレの影響でしょうか?
 この買取価格なら、差額3万円ちょっとでPEN E-P7が買えるので、今回はこちらのパターンで行くことにしました。
 あ、この買取価格は査定時の最高額で、付属品が欠品していたり本体に傷があったりすると減額されてしまいます。私の場合、付属品は全て元箱に入れて保管してあったし、使い方も丁寧なので傷もなく、減額なしで買い取ってもらえました。

D2023080102 購入してきたPEN E-P7に、M.Zuiko DIGITAL ED 12mm F2.0を装着して記念撮影。やっぱりこのレンズはこういうカメラに似合う(^^)
 ホットシューに付けている光学ファインダーは純正オプションではなく、パナソニックのコンパクトカメラLUMIX LX3用のオプションです。24mm(マイクロフォーザーズの12mm)の画角に対応しているので、PEN E-P1時代から愛用していました。LX3は持ってないけど(..;)

 老眼が進み、背面液晶での撮影が辛くなっている自分にとって、光学ファインダーは有用なパーツです。まあ付けると格好が良い、という理由の方が大きいですが(^^ゞ

 さてさてこのカメラ、ホントに運動不足解消になるかな? なったら良いな。なるかならないかは……私次第ですね(^^ゞ




2023/05/22

NASが空気清浄機代わりになる?

 昨年、4TB(4TBのHDDを2本)で構築したNAS(「2台目のNAS導入中」)の残り容量が、はやくも1TBを切りました。撮影データをRAWで保存しているのが、かなり効いているようです。野鳥撮影で連写を多用するため、なおさらです。
 あまり逼迫する前に、容量を拡張せねば……SynologyのSHR(Synokogy Hybrid Raid)形式で構築しているので、空いているベイにHDDを1本追加するだけで、容量を拡張することができます。同時に2本追加する必要がないので助かります、特におサイフ的に(^^)

 今回は既存の4TB 2本に6TBのHDDを追加して、8TBに拡張することにしました。Synolyが公開している「RAID 計算機」によれば、追加するHDDが4TB以上ならどのサイズを追加しても8TBになるのですが、4本目の追加を考えて6TBを選びました。
 もうちょっと詳しく説明すると、4TB 3本に4本目を追加した時の最大容量が12TBなのに対し、4TB 2本 + 6TBの場合は14TBになり、ちょっとだけ有利なのです。ならばもっと大きなサイズ、とも思ったのですが……4TBと6TBの価格差は3千円弱なのに対し、6TBと8TBでは7千円くらいになってしまうので、値ごろ感的に6TBに落ち着きました。

D2023052201 NASへのHDD追加は、実に簡単です。空いているドライブトレイを引き抜いてHDDを固定し、トレイを元通り差し込むだけです。ドライバーも不要だし、ホットスワップ対応のNASなので電源を切る必要もありません。が、空のドライブトレイを引き抜いてみると、もの凄い埃(;゚ロ゚) 空きトレイのコネクタにはカバーがないので、もしこのままHDDを取り付けて、コネクタに埃が挟まったりして接触不良でも起こしたら困ります。

 ということで、HDD追加前に筐体を掃除することにしました。NASをシャットダウンして、設置場所から引っ張り出してみると、冷却ファンや通気口が埃で塞がっていました。すごい集塵力、もしかしてNASを置いてある部屋には空気清浄機は不要かも(^0^;)
 すべてのトレイを引き抜いて、エアダスターと掃除機で可能な限り埃を除去しました。トレイの位置を間違えないように慎重に元に戻し、再設置。電源を入れると無事に起動しました。

 そしてHDDの追加。再起動前に追加しても良かったんですが、せっかくホットスワップ対応機種を買ったので、稼働中に追加して見たいじゃ無いですか(^^)
 PCのWebブラウザでNASの管理画面を開いた状態で、HDDを挿入。無事に認識して管理画面に新たなHDDが表示されました。続いて追加したHDDを既存のストレージプールに追加する指示を出せば作業完了です。
 自分自身の作業はこれで終了ですが、ストレージプールが再構成されて8TBの容量が使えるようになるには、24時間以上かかるようです。その間もNASへのアクセスは可能なので不便はありませんが、使えば使うほど再構成完了が遅れるので、使わずに済むなら使わない方が良いですね。

 作業後、コーヒーを飲みながらNASの管理画面で再構成の進捗状況を眺めていたら、本家空気清浄機が猛然と動き始めました。要らないと言われたので当てつけ?? あ、エアーダスターで埃を吹き飛ばしたので、部屋中に埃が舞ってました(^0^;) もう要らないなんて言わないから、頑張って埃を吸ってね > 清浄機くん(^^)



2023/03/16

早くもジリ貧? 「年収250万円生活」

 3月も後半に入り、桜もチラホラ咲き出しました。季節の変化が早いですね。頭も身体もついていけません。毎年3月初旬にやることになっている、自身のキャッシュフロー分析が10日ほど遅れて、やっと終わりました。それほど面倒な作業じゃないんだから、さっさとやれば良いのに > 自分。

 2022年の収入源は、あいかわらずFX(外国為替証拠金取引)がほとんどで380万円(税引き前)ほど。昨年の8月くらいまでは1,000万円近い利益が出ていたんですが、予想以上の円安、その後為替介入で円高の進行、更にはその揺り戻し……振り回されている内にここまで縮小してしまいました(>_<)

 一方支出は、前年より100万円ほど増えていました。カメラとパソコンをリプレースするのに70万円くらい、残りは物価上昇によるものと思われます。いや、最近なにかとストレスフルで“ストレス喰い&呑み”で食費が増えただけの気もします……体重も2kgくらい増えてるし(^0^;) 支出と体重はあまり増やしたくないですね。

 利益は税引き後約300万円 、支出も一時的な増加を除けば「年収250万円生活」は、ほぼ予定通りです。めでたし、めでたし……と言いたいところですが、現実はそんなに甘くない(>_<)
 昨年「2021年の実績(キャッシュフロー分析)」を書いている時、既に予想していたことですが、早くも現実味をおびてきました。

 FXの利益は証拠金に繰り入れられます。どこかのタイミングで証拠金を取り崩して生活資金用の口座に移さないといけません。が、昨年から為替相場の動きが激しすぎて、証拠金を減らすのが怖い状況です。万一、証拠金不足になったら強制決済で再起不能になってしまいます。
 そんなわけで生活資金の方がジリ貧状態になりつつあります(;゚ロ゚) もちろん予備資金もありますが、予備資金は使わないから予備なわけで……なるべくなら手を付けたくありません。う〜ん春から憂鬱だ(__;)

 あっ「年収250万円生活」ってなに? と思った方は、過去の記事を読んでくださいね。今の状況を見るとあまり参考にならないかも知れませんが……

「最大の問題は寿命がどのくらいあるか、なのだ」
「どうやって貯蓄を食い延ばすのか??」
「年収250万円生活 その1」
「年収250万円生活 その2」
「年収250万円生活 その3」


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2023/01/23

PaSoRiが使えない!?

 ついこの前、新年がやってきたと思ったのに、早くも1月下旬。間もなく確定申告の時期がやってきます。と、思っていたら、その前に税務署のe-Taxさんからメールがやってきました。

・税務署からのお知らせ【申告に関するお知らせ】

 内容は「e-Taxのメッセージボックスにメッセージを送ったので見てね」で、おそらくは「間もなく確定申告が始まります……」的なものだろうと思うけど、念のため確認。と、パソコンを起動して思い出した……昨年秋にパソコンを買い換えて、まだe-Tax関連の設定をなにもしていなかった。
 先ずはマイナンバーカードを読み取るためのICカードリーダの設定。ウチのICカードリーダは初めてe-Taxで確定申告した時に買った、十年物のPaSoRi RC-S370です。当時はまだマイナンバーカードではなく住基カードだったと思います。

 先代パソコンからバックアップしてあったインストーラーを起動すると……

「ドライバーをダウンロードしています……」
「ダウンロードに失敗しました」

とのこと。ありゃ? PaSoRiのサポートサイトで確認すると、RC-S370用のドライバは2022年6月で提供を終了したらしい。ありゃりゃ(^0^;)タッチの差だったか~
 しかたない、新しいのを買おう。マイナンバーカードが普及した(?)お陰か、10年前に比べるとICカードリーダの選択肢がかなり増えました。





 マイナンバーカードの使用だけなら接触型でも良いけど、ちょっと高くても非接触型の方が汎用性が高そうです。使い慣れていることもあり、今回もPaSoRiを選択しました。  昨日の朝注文したら、夜には届いた(早い)ので……昨日の内に、e-Tax、マイナポータルに関する設定を全て完了することができました。

 もし確定申告期間が終了する間際まで気付かなかったら、かなりバタバタしたことでしょう。確定申告が始まるとICカードリーダも品薄になるし(^0^;)
 税務署のe-Taxさん、良いタイミングでメールをくれてありがとう(^^)

2022/09/22

運動不足なのでレンズを買いました

 運動不足がどんどんと進行し体重が増える、血圧が高止まりなので薬が増えるで、どうしようもない状態です。なんで?? いろいろと事情がありまして……

 先日、OM SYSTEMS OM-1のレンズキットを購入したのを契機にレンズを整理し、かなりスッキリしました。以前の保有レンズについては、「OM-D E-M5 Mark III買ったけど……失敗か?」をご覧ください。

・M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
・M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
・テレコンバーター MC-14

 他のレンズと焦点距離が被るM.ZUIKO 12-50mmが残っているのは、簡易マクロと動画撮影(滅多に撮らないけど)に便利な電動ズームがついているからです。
 これで街角スナップ、風景、建物、野鳥と私の撮影対象を無駄なくカバーレンズ構成になりました。

 ところで私の撮影スタイルは「歩きながら撮る」です……いえ、でした。拙ホームページに掲載している「歩き旅」(ハマジの玩具箱)はその典型です。が、大目標だった「坂東三十三観音巡礼歩き旅」(ハマジの玩具箱)を完踏してからは、停滞気味。コロナ禍や家庭の事情で遠出がしにくいこともあり、撮影スタイルは「身近な野鳥を撮る」に変わってしまいました。
 当然、歩く距離も短くなり……人間の身体って使わないとどんどん退化していくようで、2年前は10時間以上続けて歩いてもビクともしなかったのに、今では1時間も歩くと息切れするは、膝は痛くなるはで、なんとも情けない状態です。

 そうならないために、毎朝1時間程度のウォーキングを日課にしていますが、最近はそれもサボりがち。こちらは体力低下だけが理由ではなく……
 ウォーキング中に野鳥を見つけたら写真を撮りたいから100-400mmを着けたOM-1を持って行く → 重いので歩くペースが落ちる → ペースに乗れないウォーキングは気持ち良くない。で、最近はウォーキングではなく、家の近所でカメラを抱えてのウロウロイングになってます(^0^;)
 で、ますます体力が低下して歩くのが億劫になる。完全に負のスパイラルに陥っています。

 「100-400mmを着けたOM-1が重い」と書くと「マイクロフォーザーズなんだからフルサイズに比べれば断然軽いでしょ」と言われそうですが、重いものは重いんです。フルサイズ機は持ったことないし(^0^;)
 もう少し軽い望遠レンズがあれば、楽しくウォーキングできて、運動不足も多少は解消できるのに……そういえば、同じ理由でウォーキング中に持っていても負担にならない、高倍率ズーム搭載のコンパクトカメラを買ったこともありましたが、性能に満足できずにお蔵入りしています、2台も(^0^;)
 M.ZUIKO 100-400mmを購入して直ぐに、LUMIX 100-300mmを手放してしまったのが悔やまれます。あれを残しておけば良かったか? 後の祭りですネ(^0^;)

 実はLUMIX 100-300mmには、私の持っていた製品から代替わりした後継機がありまして……


 この際、買い直すか? と思いましたが、どうせ買うならもう少し軽量・コンパクトなレンズは無いだろうか? ありました、ありました(^^) オリンパス、いやOM SYSTEMSのが……


 このレンズ、テレコンバーター非対応で、手ぶれ補正機構もなし、でもその分コンパクトだし、なにより安価。OM-1のレンズキットを買ってから間もない私には何よりです(^^) って、買うつもりかい > 自分。
 まあこのまま運動不足が進行し、再び狭心症にでもなったら目も当てられないので、このくらいの出費なら安いもんです。いや~、良い理由付けができた(^^ゞ ってことでポチっとな。

D2022092201 レンズが届いたところで、2本の望遠ズームを並べて記念撮影。こうしてみると75-300mmのコンパクトさが良く分かります。これなら旅行でも登山でも連れて行きそうです……なかなか行けないけど(ToT)
 今度こそ完璧なレンズ構成になったかな? う~ん、本格的なマクロレンズも欲しいな~バキッ☆/(x_x)
 とにかく目的はレンズを増やすことではなく、運動不足の解消なので、歩かないとダメよ > 自分。

2022/09/02

モレスキン卒業しました

 前回「ちょっとだけ浮気してみました」でモレスキンからYeeATZにちょっとだけ浮気した話しを書きましたが、このたび正式にモレスキンから卒業することをご報告します。とはいえYeeATZへの“浮気心”が“本気”に変わったわけではありません。

 7月4日にYeeATZを使い始めてほぼ2ヶ月で頁を使い切りました。モレスキンなら3ヶ月強もちますが、YeeATZは2ヶ月しかもちませんでした。用紙が厚いので頁数が少なく、罫も太めのA罫なので当然ですね。
 2ヶ月間使ってみた上でのYeeATZに対する感想ですが、万年筆が使えること以外モレスキンに勝るポイントがありませんでした(^0^;) まあ値段が値段ですから、当然かな?

 具体的な不満点をいくつか……
D2022090201 YeeATZにはスピンが3本ついていて便利だと思ったけど、使ってみると意外に邪魔(^0^;) 更に万年筆を使うと、吸い取り紙が必要になり、最後に書いたページにいつも挟んでいるのでスピンは無くても良いくらい。
 そしてもう一つ。使っているうちに、頁の下側に皺がよってしまいました(写真)。水に濡らしたわけではありません、綴じ方の問題か? 用紙が厚いからか? 使い方の問題か? 少なくともモレスキンではこういうことは無かったと思います。

 ではなぜ、再びモレスキンを使わないのか? やっぱり万年筆で書くのって気持ち良いんです。手帳専用としてキャプレスも買ってしまったので、是非使い続けたいし(^^) でもモレスキンはインクの裏抜けが酷くて万年筆は使えない(ToT)
 モレスキンと万年筆のどちらを使い続けたい? と自分の心に問いかけると……答えは万年筆。
 ということで、2022年8月31日をもってモレスキンから卒業しました。

D2022090202 で、今月からはトラベラーズノートのパスポートサイズを使ってます。確か、モレスキンを使い始めて数ヶ月経った頃に文房具屋さんでみつけて衝動買いした物です。革を切っただけで縫い取りなどの無いカバー、ノートをゴム紐で固定する単純な構造に惹かれてしまいました。
 当時、モレスキンから乗り換えなかったのは……各頁がミシン目で切り取れるようになっていて長期保存には向いていないと思えたこと、ノートの頁数が少なくモレスキンと比較して一冊に書き込める情報が少ないこと、などがその理由です。
 日常使いにはなりませんでしたが、旅行の時の雑記・スタンプ帳としては便利だったので、文字通り“トラベラーズノート”として使い続けていました。なのでそれなりに年季が入ってます(^^)

 同じ思いの方が多かったのか、どうかは分かりませんが、いつの間にか標準ノートからミシン目が無くなり前者の問題は解消されました。後者の問題は……書き終わった後に年単位とか四半期単位で綴じればいいわけで、頁数が多いが故に使用期間が“年またぎ”になってしまうモレスキンよりも優れているかもしれません。12月15日とか1月21日開始なんてキリの悪いことがよく起きていたので。これに気付いたのはつい最近なんです。早く気付けよ > 自分(^0^;)
 更にトラベラーズノートはMD用紙なので、インクが裏抜けする心配が無いだけでなく、書き味が抜群に良いんです(^^)
 そんなわけで、最近諸般の事情で旅行にはぜんぜん行けないので、手帳だけでもトラベラー気分を味わいたいと思います(^^)




《過去のモレスキン関連の記事》
「モレスキン始めました」
「消せるか消せないか、それが問題だ」
「モレスキンおかわり」
「モレスキン用にモバイルプリンターを購入」
「ちょっとだけ浮気してみました」

2022/07/13

ちょっとだけ浮気してみました

 時に西暦2015年3月29日(ん、この言い回しこの前も使ったぞ)、このブログで「モレスキン始めました」を書いて以来7年数ヶ月の間、ずっとモレスキン(ポケットサイズ)を愛用してきました。その数28冊、おおよそ1年に4冊のペースです。
 書いている内容は当初から余り変わらず、その日やったこと、食べた物、感じたこと(愚痴)、知ったこと、これからやるべきこと(ToDo)などなど、を無秩序に書き込んできました。
 モレスキンにはスタンダードな黒表紙の他、カラー表紙、期間限定のキャラクターコラボなど、様々なバリエーションが存在します。残りページが少なくなった頃、その時の気分で次の一冊を選んでいるので、表紙の色・デザインは書いている内容以上に無秩序です(^^ゞ

D2022071301


 以前は実店舗で現物を見て購入することが多かったんですが、最近はほとんどAmazonで購入しています。手帳ブームのせいで手帳関連商品がどんどんと増え、モレスキンの販売スペースが狭くなり……いや、そもそも扱っているお店が減ってしまったからです。
 Amazonで商品を購入すると関連商品が表示されますが、あるときその中にこんな物を見つけました。

※対象商品が無くなってしまったようです※

 「YeeATZ」なんて読むんだ? 見た目や大きさがモレスキンのポケットサイズと酷似、ゴムバンドや裏表紙の紙ポケットも付いていて、完全に“もどき商品”に見えます(^^ゞ。でも背表紙にゴム製のペンホルダーが付いてたり、スピンが3本だったりと独自の仕様も見られます。
 価格は……モレスキンが一冊2,000円程度に対して、800円強で半分以下。1年に4冊しか使わないので、2,000円の価格が負担になるわけではないですが、安さは別にしてもなんとなく気になります。
 いままでモレスキン一筋でしたが、ちょっと浮気して、29冊目として一冊だけ買ってみました(これを書いている時点では、二冊セットでしか買えないみたいです)。

 現物を手に取ると、Puレザーの表紙が分厚くて野暮ったい感じ。作りはしっかりしていてモレスキンと比べて、劣っている感はないです。
 モレスキンとの大きな違いは紙の重さ(厚さ)、モレスキンの70g/m²に対してYeeATZは100g/m²、かなり厚いです。そのためモレスキンは192ページ、YeeATZは160ページ。更にモレスキンはB罫(6mm幅)、YeeATZはA罫(7mm幅)で、1ページの行数が4行ほど少ないので、そのぶん記入できる情報量が少なくなります。ざっくり計算するとモレスキンの7割くらい。行間が広くなると文字自体も大きくなるので、実際にはもう少し減りそうです。
 最後の8枚(16ページ分)にはミシン目が入っていて、ページが切り取れるようになっています。「メモを書いて人に渡したいけど紙がない」という時には重宝しそうです。ビジネスマンなら名刺の裏を使えますが、私は遊び人(^^ゞで名刺は持っていないので……

 紙が厚くなったことでもう一つ良いことがありまして……モレスキンではインクの裏抜けが激しくて使えなかった万年筆が、YeeATZでは全く問題なく使えてます。書き味も良い方だと思います。
 仕事を辞めて以来、字を書く機会が減り、10本以上所有している万年筆の出番がほとんど無くなっていたので、これはありがたいです。
 以前、仕事用の手帳に挿していた細身の万年筆を復活させました。が、この万年筆、キャップがスクリュー式ではないため、ペンホルダーから抜き取る時にキャップだけ外れることがしばしば。そもそもキャップ式は面倒くさい(^^ゞ 仕事で使ってた時は常に机の上でしたが、モレスキン(今回はYeeATZだけど)は、立ったままで書くこともあるので。

 手帳に使うなら万年筆だってノック式が便利。そういえばパイロット万年筆のキャップレスデシモが前から気になってたんだっけ。ん? マイナポイントの15,000円が入った! もうすぐ誕生日だし……え〜い、買っちゃえ!!


D2022071302 かくして万年筆が一本増えてしまい、既存の万年筆の出番は結局やってこないのでしたm(__)m でもYeeATZにキャップレスデシモを着けると、なかなか様になっているでしょ??
 今後はモレスキンではなくYeeATZを使い続けても良いかな、と思っていますが最大の問題は……継続的に製品が提供されるのか? ですね。

2022/07/02

フラッグシップはお金がかかる

 人生(まもなく)60年にして初めてフラッグシップモデルを手にしました(^^)
 船を買ったわけではなく、戦艦武蔵のプラモデルを作ったということでもありません。OMデジタルソリューションズ(OMDS)の最上級デジタル一眼カメラOM-1を買った、というお話です。
 フラッグシップとは本来、艦隊の中で司令官の座乗する艦を意味する言葉です。ここから転じてメーカーが発売する複数機種の内、いちばん高性能な機種を、フラッグシップモデルとかフラッグシップ機と呼びます。

 今まで数々のカメラを使いながら、フラッグシップモデルを手にしたことが無かったのは、高くて買えなかったからではなく(ちょっとはあるけど)、フラッグシップモデルは大概、大きくて重いからです。
 これまでのカメラの使途は、歩き旅(かなり長距離)の途中でスナップを撮ったり、登山中の植物撮影だったので、性能よりは携行性・機動性重視。フラッグシップモデルよりは廉価モデルを選んでいたのです。
ところが最近、主な撮影対象が野鳥になって事情が変わりました。AFスピードや連写コマ数、さらにはプロキャプチャーと、欲しい機能が増えました。
 あっ「プロキャプチャー」とは、シャッターを押した瞬間から数コマ分遡って画像を記録してくれる機能のオリンパス(現OMDS)における呼び名です。例えば鳥が飛び立つ瞬間を撮りたい時に使います。シャッター半押しの状態で構えていて、鳥が飛び立つのを見てからシャターを押せば良いので、一度使うとやめられません。

 そして数々の機能の中で、いちばん欲しいのは「被写体認識AF」。画面内の特定の被写体に自動的にピントを合わせてくれる機能で……「顔認識AF」や「笑顔認識AF」はコンパクトデジカメやスマフォのカメラでもお馴染みですが、もちろん欲しいのは「鳥認識AF」です。
 一年半前、OM-D E-M5 mkIIIを買う際、オリンパスのカメラでこの機能を持っていたのは、当時のフラッグシップモデルOM-D E-M1Xのみでした。でもこのカメラ、あまりにも大きすぎて購入候補にはならなかったのです。でもいつか、もっとコンパクトな機種にこの機能が付いたら、絶対に買おうと心に誓ったのでした。

 そしてその時は意外に早くやってきました。時に西暦2022年2月15日、OMDSから新しいフラッグシップモデル、OM-1が発表されました。OM-D E-M1 mkIIIとほぼ同サイズのボディにOM-D E-M1Xを凌ぐ高機能……もちろん待望の「鳥認識AF」も「AI被写体認識AF」と名前を変えて搭載されています。
 欲しい、絶対に欲しいんだけど「意外に早くやってきた」ため、購入資金がまだ貯まってない(ToT)。1年前にちょっと無理して、M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISを買ったばかりなんだよね(^^ゞ
 しかもOM-1の価格は約28万円、いや欲しいのはレンズキットの方……なんたってボディ+10万円で、20万円クラスのレンズ(M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO)が買えちゃうので超お買い得なんです。38万円になっちゃうけど(^0^;)



 他メーカーのフラッグシップモデルに比べてかなり安いとは言え38万円もの大金、ケチケチ財務省(むろん私の脳内の存在で、実在の組織ではありません)が簡単に認めてくれる訳がない。なにか良い説得方法を考えないと。あっ、そうだ……
 「デジタルカメラのランニングコストってほぼゼロで、銀塩時代のカメラに比べ凄く安いんですよ、財務省の旦那。36枚撮りフィルム代と現像代を合わて約2千円として、38万円だと6840枚(190本)撮れば元が取れちゃいますぜ」
 「なんだ、そんなに安いなら許可」
 6月中旬、やっと脳内ケチケチ財務省の許可が出た(^^ゞので、注文。あっ、ブログ内のリンクは楽天市場になってますが、実際には近所に実店舗のあるビックカメラで買いました。高額商品を買う時は実店舗の方がなんとなく安心なので。

 注文時の納品予定は7月中旬。気長に待とうと思っていたら、なんと2日後に発送連絡がきました。嬉しい誤算、でもなんで?
 それはさておき、届く前にちょっと予習しておこうと、メーカーサイトからダウンロードしたマニュアルを見てビックリ。バッテリーを単体で充電するための充電器が付属していない(゚Д゚) もちろんボディ充電はできますが、100-400mmの望遠レンズを付けた状態で、充電中に安置する場所なんて我が家にはありません。仮にあったとしても、予備のバッテリーを買った場合には非常に面倒な事になります。廉価モデルじゃ無いんだから、充電器くらい付けて欲しいな~ > OMDSさん
 仕方なくオプションの充電器を買うことにして値段を調べて、さらにビックリ。バッテリー2本を同時に充電できる充電器が1万円以上する!! 1本用の充電器で事足りるんだけど、無いです(ToT)


 サードパーティ製の格安充電器もあるようですが……全部が全部そうとは言えないけどあまり信用できません。カメラが故障するくらいなら、まあ自己責任の範囲ですが、万一発火事故でも起きたらシャレになりません。ここはやっぱり純正品の充電器とバッテリーのセットを買うことにしました。2万円超の追加出費、う~んフラッグシップモデルにはお金がかかるな~
 充電器が2本用になってるのは、おそらくパワーバッテリーホルダー(バッテリー2本収納)を考慮しての事だと思います。本体と併せて3本のバッテリーをボディ充電するのはかなり辛そうなので……
 このパワーバッテリーホルダーを付けると、超望遠レンズを使う時のホールド性が良くなり、さらに縦位置用のシャッターボタンもあって便利そう。
 だけど、これを着けると大きくて敬遠したOM-D E-M1Xと変わらなくなり、カメラバッグやズームバッグの買い直しが必要……今度こそ脳内ケチケチ財務省からの許可は出そうにありません(^^ゞ しばらくは諦め。


D2022070201 などと馬鹿なことを書いているうちに、待望のブツが届きました。さっそく箱から取り出して、OM-D E-M5 mkIIIと並べて記念撮影をしてから動作確認。カメラ本体にバッテリーを入れて、電源ON……き、起動しない(;゚ロ゚) 一瞬ドキッとしましたが、どうやらバッテリーが完全に空になっていたようです。充電器はまだ届いていないので、ACアダプターとカメラ本体をUSBケーブルで繋いで充電。
 時間がかかりそうなので、その間にレンズの方をチェック。OM-D E-M5 mkIIIにレンズを付けて撮影テスト……ん、AFが動かないぞっ!! 再びドキッ(;゚ロ゚) 慌てて付属のマニュアルを確認すると、ピントリングを前後に動かすことで、AF・MFを切り替える仕組みでした(^^ゞ ちゃんとマニュアルを先に読めよ > 自分
 そうこうするうち、バッテリーが少しだけ充電できて、初期設定と動作確認も無事に済みました。

 いよいよ実際の野鳥撮影……が、しかしさすがはフラッグシップモデル、機能が多すぎて使いこなすのに時間がかかりそうです(__;) ちょうど「OM-1オーナーズブック」が発売になったので、参考にしつつ気長に取り組みます。
 あっ、紙の本を予約して買ったのに、今確認したら電子版も出てました。持ち運びやすいから電子版も買っちゃえ(^^)
 やっぱりフラッグシップモデルはお金がかかるな~(^^ゞ



2022/04/14

2台目のNAS導入中

 容量が不足してきたNASの話しの続きです。
 予算やら今後の拡張性などを考慮して「ディスク容量が少なくなってきた」で検討した三つの方式の内「NAS筐体を4ベイにアップグレードする」を実施することにしました。今回は4ベイの筐体だけを購入、内蔵のHDDをデータごと移行してしまい、後はディス容量の減少にあわせて適宜HDDを追加していこう、という計画です。
 新しい筐体は4ベイでホットスワップが可能な機種が最低条件、性能面の拡張性も考慮してメモリが追加できる機種……ということでDiskStation DS420+を注文しました。


 ブツが届く前に移行の手順を確認しておこうと、Synologyが提供している動画を観て愕然。なんと今使っているDiskStation DS220J(Jシリーズ)からは、同じJシリーズの機種にしかHDD移行ができない事が分かりました(;゚ロ゚) 注文する前にちゃんと調べとけよ > 自分。
 もっともJシリーズにはホットスワップが可能な機種はないので、事前に分かっていても同じ事でしたね(^^ゞ
 仕方なく内蔵HDDを追加購入することになりました。今と同じ3TBを2本でも良かったのですが、あまり価格差が無かったので、4TBのHDDを購入しました。


 Synology提供の動画によれば、現行NASの2倍の容量を用意すれば、SynologyパッケージアプリのHyper Backupを使ったデータ移行が可能との事でしたが6TBのHDDはちょっと割高な気がして、自分でコツコツとファイルコピーをすることにしました。
 今回参考にしたSynologyの動画をリンクしておくので、Synology NASのアップグレードを考えてる方は参考にしてください。

D2022041401 ちょっと計画が変わってしまいましたが、NAS本体とHDDが届いたので導入開始です。今日明日と天気は雨予報なので、その間に移行を完了させるべく作業を開始。今度の機種はホットスワップ対応なので、ドライバ不要でHDDの組み込みが完了しました、便利だ(^^)
 その後の設定は一度経験済みなのですんなりと……OSをダウンロードする時間も含めて1時間強で終了しました。後はファイルのコピーのみ。これはただ待ってるだけなので、その間にコレを書いてます。明日の午前中くらいには終わるかな?

2022/03/30

ディスク容量が少なくなってきた(※追記あり)

 昨年5月にやっと導入したNASですが、早くも容量が不足してきました。導入当初は1.5TB程度の空きがあったはずが、すでに0.8TB程になっています。
 ミニマムスタートのつもりで、移行元であるデスクトップ内蔵のデータ用HDD容量2TBに対し、3TBで構築したので当然といえば当然です。が、ちょっと予想よりディスク容量の消費が早かったです。
 写真の被写体が風景から野鳥にかわり、連写を多用するため撮影枚数が大幅に増えたことと、ポータブルHDDに入れていた動画もNASに集約したことなど、原因はイロイロと考えられます。

 このペースだと今年の年末までもちそうもないので、早々に容量アップを検討しなければなりません。容量アップの方法にはいくつかの選択肢があり、それぞれに一長一短があります。

■内蔵HDDのみ交換する
 NASに内蔵している2本のHDDを容量の大きな物に交換する方法です。現在のHDDが3TBなので、4TBへの交換では焼け石に水……少なくとも6TBは必要ですね。6TBのHDDは1万7千円程度なので、2本で3万4千円と費用面ではかなりのお手軽コースです。


 作業手順は、先ず1本のHDDを交換してストレージプールの修復を実施、続いてもう1本のHDDを交換して再度ストレージプールの修復を実施するだけで良さそうです。初めての経験なので、本当にスムーズに作業できるのかはちょっと不安ですが……
 また今の筐体はHDDへのフロントアクセスに対応していないので、裏側のネジを外して筐体のカバーを外さないといけません。それを2回やるのはちょっと面倒です。そして取り外した2本のHDDの使い道がありません。


■新規にNASを構築する
 新たにNAS筐体と内蔵HDDを購入し、今とは別のNASを構築してデータをコピーする方法です。格納データの安全性という面では一番だと思います。筐体もちょっとレベルアップしてHDDへのフロントアクセスが可能な機種を選べば、今後の保守性も向上します。価格的には筐体が約5万5千円なのでHDD込みで9万円、ちょっと高めです。


 古い方のNASは、動画だけを格納してメディアサーバー専用機にするつもりなので無駄にはなりません。

■NAS筐体を4ベイにアップグレードする(※追記あり)
 HDD増設の前にNAS筐体をフロントアクセスが可能な4ベイに買い換える方法です。Synologyの筐体間であればHDDを移植し、格納したデータはそのまま引き継ぐことができる、はずです。
 当面は今のまま2本のHDDで使用し、いよいよ容量が足りなくなった時点で新しいHDDを追加すれば良いので、発生費用を分散することができます。RAIDタイプにSynology独自のSHRを使っているので、4TBのHDDを一本追加するだけで容量はを6TBになります。HDDの利用効率はかなり高いですね。こちらも当然フロントアクセスが可能な機種を選んで保守性も確保したいです。


 古い方の筐体は、今後何度かHDDをサイズアップして、余分のHDDが出るまでは使い道がないので、ちょっともったいないですね。中古で売れるかな??

※追記ここから※
 この方法、いちばん有力だと思ったのですが、SynologyのWebサイトをよく読むと、移植元・移植先のシリーズに制限があることが分かりました。JシリーズからはJシリーズへの移行のみ可、プラスシリーズ・Valuシリーズからはプラスシリーズ・Valuシリーズのどちらかのみ可、だそうで……
 我が家で今使ってるのは、Jシリーズのため、移行先として選択できるのはJシリーズのみ。しかしJシリーズにはフロントアクセス可能な4ベイの機種がない。ほぼこの方式に決めてたのでまた考え直しだ(^0^;)

 同じようなことを考えている方はご注意ください。
※追記ここまで※

 思いついたのは以上の三つです、まだあるかな? 4ベイにアップグレードするのが一番良いとは思いますが、設置スペースの確保が必要で……もう少し考えます。
 と書いている内に、残容量が0.6TBになってしまった(..;) 早く決めないと……

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