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2018年3月10日 (土)

坂東三十三観音結願御礼歩き旅 第2回(藤野-笹子 37km)

 「坂東三十三観音結願御礼歩き旅」の第2回目。前回から3ヶ月も経ってしまいました。実は第2回は1月に予定していましたが、タイミング悪く自分はもちろん、家族全員がインフルエンザに罹患するという事態であえなく延期となってしまいました。2月はまったく暇が無く、3月に行けそうなのは今日(3月10日)のみ。
 今週は木曜日から金曜日に大雨が降り、その雨が今日まで残るのかどうか、天気予報でも微妙でした。でも今回を逃すと、次がいつになるか分からないので、雨天でも決行。というか、本編の終盤はほとんど雨だったので、すっかり慣れっこに成ってますな(^^ゞ
 夜中に目を覚ました時には、なんとなく雨音がしているような??? 次に目を覚ましたときには……うわ~ぁ、寝坊した、30分ほどオーバー(>o<) 寝坊するなんて珍しい。
 バタバタと支度して、なんとか予定通り相模大野発5時19分の急行に乗り込みました。町田、八王子、高尾と乗り換えて(乗り換え多いな~、しばらくはこのパターンが続きます)前回のゴール地点、藤野から歩き出したのは6時35分。
 幸いにも雨は上がっていますが、雲が厚く肌寒い。もう一枚着るかどうか、微妙な気温。

D2018031022 歩き出して間もなく県境を越え(たはずだけど気づかなかった(-_-;))て、山梨県へ。この旅初めての関東地方離脱です。1時間程で到着した上野原は甲州街道の宿場街、道の両側にそのおもかげが残っています。一番目立つのは「酒まんじゅう」の看板と幟、好物なので朝食にと目論んでいたのに、早過ぎてどこもやってない(>_<) あきらめていつも通りのコンビニおにぎりで朝食です、残念。
 10時を過ぎた頃から雲が切れ大望の陽射し……やっと歩きやすい陽気になりました。梅の花が満開で目を楽しませてくれますが、昨日の大雨で流れてきた泥が歩道の上にも溜まっていて足を取られることが度々。景色に見とれてばかりいると危険です。
 途中で日本三大奇橋の一つ、猿橋へ寄り道。日本三大奇橋とは、ここと山口県の錦帯橋と後はどこだっけ? 高知県の播磨屋橋でない事は確かなんだけど……あれは「三大がっかり」の方だから(^^; 高知県民の皆様、ごめんなさい。
 猿橋を出てしばらく歩き、右側に大きな岩山が見えると間もなく大月。岩山はかつて小山田氏の居城があった岩殿山です。ここから眺める富士山がすばらしく、何度も登りに来たことがあります。昨年、台風による被害で入山禁止になったと聞いていましたが、年末に解除されたようです。久しぶりに登ってみたいな……

 午後に入ると向い風が強くなってきました。細かく繰り返すアップダウンとの合せ技で疲労感が強くなってきました。この程度の距離でバテるとは三ヶ月のブランクは大きい。もっとも悪いことばかりではなく、このところ終盤になると痛み出す右足は、今日は問題なし。やっぱ休養は大事だ。
 14時25分、笹子に到着。今日はここがゴールです。駅で時刻表を見ると上りの列車は10分後。この10分間でひとつだけ済ませなければならない事が……ビールとつまみの調達じゃないよ。
 次回の行程にある新笹子トンネル(正確には「隧道」)は交通量が多いのに、狭くて長い。ヤホーじゃなくてインターネットで検索しても、歩いて通過したとの情報がありませんでした。自転車で通った記録はいくつかあったものの「二度と通りたくない」ってのが多かった。自転車よりも時間がかかる歩きで通過するのはかなり危なそう。なので旧道を使って迂回できないか?の情報収集。笹子駅は無人駅で観光案内もなかったけど、駅舎に置れたパンフレットの中に旧笹子隧道への登山コース案内を見つけることができまし。今日の目的は達成、次回は登山だ(^^)


★☆★ 「坂東三十三観音巡礼歩き旅」 総合インデックス ★☆★

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