坂東三十三観音結願御礼歩き旅 第5回(韮崎-野辺山 34km)
「坂東三十三観音結願御礼歩き旅」の5回目。
前回が4月30日だったので、丸々4ヶ月ぶりです。梅雨時は雨が嫌だとか、夏は暑過ぎて歩けなかったとか、そういう理由ではなく、単に忙しくて歩きに行く暇がなかったからです。暇さえあれば雨でも猛暑でも構わないんだけどな~
とういことで今日は、曇り時々雨の予報だけど、朝も早よから始発電車(相模大野発4時45分)で出かけます。町田、八王子、大月、甲府と乗り換えてスタート地点の韮崎へ。移動だけで3時間もかかってしまった。
韮崎を7時45分にスタート。雲は低くたれこめ、時々弱い雨がポツポツと降ってきます。あいにくの天気、と言いたいところだけど、ゲリラ雷雨のような激しい雨でなければ、日差しがないのでかえってありがたいです。
今回歩くのは韮崎から長野県の佐久へ続く、佐久甲州街道(国道141号線)です。以前「坂東三十三観音巡礼歩き旅 番外編(11) 再スタートじゃ!」で書いたとおり、かつて……ものすご~くかつて(^_^;、ウォーキング大会に参加して5年連続で歩いたことのある懐かしいコースです。現在の体力では一気に佐久までの80km弱を歩くのは無理なので天気次第、体調次第で清里か野辺山を目指します。
中央高速道路の須玉インターを過ぎた辺りから徐々に道路が狭くなり、登り坂も増えてきました。昔歩いたときの記憶が徐々に蘇ってきます。と、言っても30年以上前のことで、建物の様子もすっかり変わってるだろうし、そもそもウォーキング大会は夜中で、景色はほとんど見ていない。でもね、このドライブインでは焚き火をしてくれてたなとか、このカーブのガードレール越しに見える谷間が、真っ暗で吸い込まれそうで怖かったなとか……意外と覚えているものですね。
左手には八ヶ岳や霧ヶ峰が見える、はずが……雲に隠れて山頂はほとんど見えません、残念。
さらに坂がキツくなり、ザックの重さも辛くなってきました。今日は蒸し暑くなりそうだし、途中にコンビニが少なそうなのでハイドレーションに水満載……とはいえいつもと比べて極端に重いわけではないので、やっぱり4ヶ月のブランクで身体が鈍ってるな~(^◇^;)
つづら折れの道を登り切ると「清里へようこそ」の看板と「標高1,000メートル地点」の標識。道路も歩道も広くなり、さすがは清里、と言いたいところですが「清里ブーム」で盛り上がったかつての面影はなく……って、その頃の清里はウォーキング大会で夜中に通過しただけなので、かつての面影もなにも、よく知らないんだけどね(^◇^;)。それでも夜中なのにこの一角だけはキラキラしていた記憶があります。
今は廃屋化したお店などもチラホラ目に付き、ちょっと寂れた感じがします。道路脇にソフトクリーム屋さんを見つけ、ささやかな清里体験。濃厚で美味しい! 久しぶりにまとなソフトクリームを食べた(^^)
途中で女子高生のグループ(略すとJKG)から「スマフォ持ってたら調べてもらえますか?」と呼び止められ、道にでも迷ったのかと思ったら……「平昌オリンピックで日本がメダル何個とったか……」。思わずズッコケたけど、学校のイベントでクイズラリー(みたいなの)をやっていたらしい。これまたささやかな清里体験(?)でした(^◇^;)
国道141号線から清里駅方面に分岐する交差点。どうしよう?と悩んだけど、まだまだ体力に余裕があるので、そのまま野辺山まで歩くことしました。そもそも小海線は運行本数が少なく、この時刻だと清里に行っても野辺山に行っても、乗れる列車は同じなのです(^_^;
しばらく歩くといよいよ長野県です。関東一都六県、山梨県と歩いてきたのでこの旅では9番目の県(正確には都道府県)です。
ここで国道141号線を離れて小海線沿いの脇道へ、JR鉄道最高地点(標高1,375m)に寄るためです。多くのローカル線が廃線や第三セクター化の憂き目にあっていますが、この場所がある限り小海線は安泰?
そのまま小海線沿いを歩いて、これまたJRでは一番高い場所(標高1,346m)にある野辺山駅へ。今日はここがゴールです。
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