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2018年10月30日 (火)

坂東三十三観音巡礼歩き旅 番外編(14) どっちが先か、よーく考えてみよう

 現在進行中の「坂東三十三観音結願御礼歩き旅」は「坂東三十三観音巡礼」を無事に結願させていただいたお礼に、長野の善光寺にお参りするための道中です。これを書いている現在、仮想的巡礼者の私は信越新幹線の佐久平駅に居て、後2日の行程で長野に辿り着けそうです。
 ところで長野の善光寺には「対の寺」として、北向観音が存在します。古(いにしえ)より善光寺だけをお参りすると「片参り」といわれ、北向観音と両方をお参りするのが良いとされています。片参りだと罰が当たるとか、縁起が悪いとか、そういうことではなく……善光寺は来世利益、北向観音は現世利益をもたらすとされているので、両方お参りしないともったいない……程度の意味だと、私は理解しています。善光寺だけをお参りする人の方が圧倒的に多いので、いちいち罰を当てていたら、当てるほうが大変です(^◇^;;;)
 場所は長野の南に位置する別所温泉。善光寺の本堂が南向きなのに対し、それと向かい合う北向きにお堂が建てられたことが名前の由来(らしい)です。

 悩ましいのは二つのお寺をどの順番にお参りすべきか? です。前にも書いたとおり坂東三十三観音巡礼用の御朱印帳には二ヶ寺の頁が用意されていて、善光寺、北向観音の順で綴じられています。
 ならばその順番でお参りするか? その場合、佐久平から別所温泉の近く(上田)を素通りして長野に行き、善光寺のお参りを済ませてから引き返してこないといけません。善光寺には年内に辿り着けても、北向観音をお参りして「両参り」を完了するには更にもう1日必要で、来年に持ち越しになってしまいます。
 一方、北向観音をお参りしてから善光寺に向かえば、善光寺までの距離はちょっと増えるけど、なんとか日程を変えずに辿り着き、年内に「両参り」を完了することができます。
 ちょっと調べてみたけど、どちらを先にお参りするかの決まりはなようなので、先に北向観音にお参りすることにしました。北向き観音は現世利益、善光寺は来世利益を願うものなので、その意味からもこの順番の方がしっくりくると思います。
 今まで札所の番号順……つまりは御朱印帳に綴じられた頁の順番に歩いてきて、最後の最後で順序を変えるのか? とも思いますが、この二ヶ寺には番号付いてないので良いことにしちゃいます(^◇^;)


★☆★ 「坂東三十三観音巡礼歩き旅」 総合インデックス ★☆★



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