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2021年4月 7日 (水)

もっと気まぐれ散歩(2) 鳥散歩(桜と野鳥)

※ここに掲載した写真を含む全ての写真は、下記のアルバムにフルサイズで公開しています。
もっと気まぐれ散歩(2) 鳥散歩(桜と野鳥)

 4月に入り、桜(以下、全てソメイヨシノのことです)は早くも葉桜状態になってます。咲くのも早かったけど、散るのも早いです。
 毎年、桜の花を撮影してきましたが、今年は「桜と野鳥」をテーマに、日々にカメラ片手に桜を見に行っていました。といっても家から2分、サンダルで行ける距離です。
 桜の花だけであれば、天気さえ良ければなんとかなりますが、そこに野鳥が加わると、一気に条件が厳しくなりますね。天気が良いのに鳥が来てない、鳥はいるけど高い枝にいて降りてきてくれない、ちょうど良いところに鳥が止まったのに空が真っ暗だ(^0^;) まあ条件が厳しいから、気に入った一枚が撮れたときの喜びも大きいわけで……
 というわけで、自分的にはなんとか及第点(?)と思っている写真を紹介します。来年はもっと頑張ろう(^^)

◆メジロ
D2021040701 「もっと気まぐれ散歩(1) 鳥散歩(メジロ)」で書いたとおり、メジロは桜が咲いていようがいまいが重点撮影対象です(^^)
 にも関わらす、桜が咲いている期間にあまり出会うことができませんでした。さえずりは聞こえていて、近くにいることは分かっているのに、なかなか目の前に出てきてくれませんでした。かろうじて何枚か撮れました。
 桜の花に緑色が映えますね。やっぱり可愛い(^^)

◆ヒヨドリ
D2021040702 桜の周りでもっとも多く目にしたのがヒヨドリです。メジロよりもかなり大きいので木の上の方にいても見つけやすいし、そもそも声が大きいので……
 さらに困ったことに、ヒヨドリはバタバタと飛び回るので、ヒヨドリが来ると他の鳥が逃げちゃうんです。
 でも嘴を花粉で黄色くしながら一心に花の蜜を吸ってる姿は、やんちゃ坊主が大好物をむさぼっているようで、意外と愛嬌があります。

◆スズメ
D2021040703 最後はスズメです。最近、都会ではスズメが減っている、という話しを聞きますが我が家の近所には、まだ沢山います。都会じゃないからか? もちろん桜の木でも、ヒヨドリの次に良く見かけました。
 ところがスズメはメジロやヒヨドリのように、花に顔を突っ込んで蜜を吸うわけではなく、しきりと花をもぎ取って落としています。もしや花占い?
 不思議に思ってSNSに書き込んだら、何人かの方が教えてくれました。それは「盗蜜」だと。
 その後図鑑などで調べたところ……
 メジロやヒヨドリは、舌が花の蜜を吸いやすい構造になっているそうです。花は鳥が顔を突っ込むことで受粉する事ができるので共存共栄、あまり使いたくないけど今風にいえばWIN-WINの関係にあります。
 ところがスズメの舌はそうなっておらず花の正面から蜜を吸うことが苦手。しかたなく花をもぎ取って裏側から蜜を吸うそうです。蜜だけ吸って受粉には協力しないので「盗蜜」です。もっともソメイヨシノは、受粉しても繁殖できないんですけどね(^0^;)


《「もっと気まぐれ散歩」まとめサイト》
 http://monologue.cafe.coocan.jp/walk.html

《参考図書》

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