« もっと気まぐれ散歩(4) 鳥散歩(泉の森) | トップページ | もっと気まぐれ散歩(6) 鳥散歩(闘いの季節です) »

2021年9月 7日 (火)

もっと気まぐれ散歩(5) 鳥散歩(泉の森 2)

※ここに掲載した写真を含む全ての写真は、下記のアルバムにフルサイズで公開しています。

もっと気まぐれ散歩(5) 鳥散歩(泉の森 2)

 久しぶりに晴れの予報だったので、2週間ぶりに泉の森に行くことにしました。暑くなる前に着きたいので前回よりも早め、7時過ぎに家を出て、9時前に到着しました。
 今日はカワセミ以外の鳥を狙ってみようと、しらかしの池の畔を……あ、場所の説明がしにくいので、泉の森の園内地図へのリンクを貼っておきます。

泉の森園内地図 (やまとナビ)

 しらかしの池の畔を歩き出すと中州(↑の地図には描かれていませんが、しらかしの池の北側、地図だと左上にあります)から、1羽のカワセミが飛び出して、中池の方に飛んでいきました。
 「カワセミ以外の鳥を狙って……」と思っていましたが、出会った以上はしょうがない(^^ゞ 方針変更、カワセミの向かった中池に行ってみました。

D2021090701 カワセミは中池にある、お立ち台に止まっていました。時刻が早いためまだ他のカメラマンはおらず、独占状態。他人を気にせず、池の周りをウロウロしなが撮影できました。
 カワセミはすっかりリラックス(?)して、羽づくろいしたりアクビをしたり、瞬膜を出したり。あっ、「瞬膜」というのは、水に潜る時に眼球を保護する膜の事です。止まっているとき出す事にどんな意味があるのか分かりませんが、たまたま写っていました。瞬膜が出ると人相(鳥だけど)が悪くなりますね(●-●)
 上空を警戒する動作はしていますが、人間の動きはあまり気にしていないようで、ピー、ピーと鳴きながら、より近くのアシ(?)の葉に飛び移ったり、水面にダイブしたり、気ままに動き回っています。

D2021090702 たまに私の方を見ながら鳴いてくれるので、ついついファインダーを覗きながら受け答えを……

「ピーっ」
「朝ご飯食べたの?」

「ピーっ、ピーっ」
「魚捕れなかったのか?」

「ピーっ」
「だからお腹すいてるんだ」

「ピーっ、ピーっ」

 ただのバカです > 自分。周りに誰も居ないからいいけど……と、思ったら、すっかりギャラリーが増えてました。カワセミに集中してて気がつかなかった、お恥ずかしい(__;)

D2021090703 カワセミはしばらく中池でウロウロした後、どこかへ飛んで行ってしまいました。ならばと、当初の目的どおり他の鳥を探しに、しらかしの池へ。
 ちょうどアオサギが飛んできました。近くにはカルガモが5、6羽、大きさに違いがないようなので、今年生まれた兄弟グループかも。確証はありません、そこまでカルガモには詳しくないですm(__)m 雄・雌の区別もつけられません。

D2021090704 さらに移動し、しらかしの池が引地川に流れ込む、越流堰でコサギを発見。コサギのシンボル飾り羽根は見えませんが、足の色が黄色い(写真には写ってないけど)ので間違えないと思います。

D2021090705 土手の方からシジュウカラの鳴き声が聞こえたので移動。木や下草が多く、なかなか声の主を見つける事ができませんでしたが、しばらく粘っていたら草むらからシジュウカラの幼鳥が顔を出しました。もしかしたら近くに親鳥がいるもかもしれませんが、見つけられませんでした。

D2021090706 当初の目的を達成(?)したので再び中池へ。なんとまたカワセミがお立ち台に止まっていました、ラッキー。
 ところでカワセミは、常に動き回るスズメやセキレイなどと比べて撮影がし易い野鳥です。かなり長時間、同じ場所でじっとしていてくれるので、じっくりと狙うことができます。
 反面、エサを捕るため水面にダイブする瞬間や、ホバリングなどを撮影するのは非常に難しい。静と動、野鳥界の武田信玄と言っても良いかも。意味の分からない方は「風林火山」とググってください。
 カワセミを追い始めて丸2年、静止状態の写真はかなり溜まってきましたが、決定的瞬間の満足できる写真は未だ撮れていません。

D2021090707 カメラを構えたまま、カワセミが動き出すのを待っていますが、なかなか動きません。軽いとはいえ2kg近くあるカメラを長時間構えていると腕が、腹筋が辛くなってきます。10分くらいが限界か?
 一旦カメラを下ろして休憩していると、そういう時に限って水面にダイブ(;゚ロ゚) 三脚組からは、待ってましたとばかりにシャッター音が響きます。やっぱり三脚か~??
 幸いにもカワセミは魚をくわえたまま元の場所に戻ってきたので、更に20分ほど粘ってなんとか飛び立つ瞬間をゲット。ちょっとピントが甘い気がするが、まっいいか。
 その後、しらかしの池へ移動したカワセミについて行き、エビをくわえた所もゲット。今日は本当にラッキーでした。でも明日は絶対に筋肉痛になるな(^^ゞ


《「もっと気まぐれ散歩」まとめサイト》
 http://monologue.cafe.coocan.jp/walk.html

《参考図書》

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

にっぽんのカワセミ [ 矢野亮 ]
価格:1,650円(税込、送料無料) (2024/3/7時点)


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

くらべてわかる野鳥文庫版 (ヤマケイ文庫) [ 叶内拓哉 ]
価格:968円(税込、送料無料) (2024/3/7時点)



|

« もっと気まぐれ散歩(4) 鳥散歩(泉の森) | トップページ | もっと気まぐれ散歩(6) 鳥散歩(闘いの季節です) »

バードウォッチング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« もっと気まぐれ散歩(4) 鳥散歩(泉の森) | トップページ | もっと気まぐれ散歩(6) 鳥散歩(闘いの季節です) »