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2021年10月19日 (火)

もっと気まぐれ散歩(6) 鳥散歩(闘いの季節です)

 10月です。蝉が鳴き止んで鳥の声が聞き取りやすくなり、木の葉が散り始めて鳥が見つけやすくなり、暑さも徐々に和らいで(とういうか寒いぞ)、バードウォッチングには良い季節になりつつあります。
 そして秋は「闘いの季節」でもあります。台湾、アフガン等のきな臭くなりつつある世界情勢ではなく、月末に衆院総選挙がある政界の話しでもなく、カワセミ界の話しです。

 カワセミは求愛期から子育てが終わるまで、夫婦・親子で行動しますが、秋になると一匹狼(鳥だよ~っ)になり、縄張り争いが始まります。カワセミの縄張りの広さは、通常の川で500m~1kmといわれています。かなり広いですね。
 縄張り争いは異性間、親子間でも発生し、にらみ合い、飛びながらの追いかけっこ、直接的な攻撃と多彩です。

D2021101901 初めてカワセミの縄張り争いに出会ったのは、2年前の今頃です。カワセミの写真を撮り始めて2ヶ月くらいしか経っていません。
 ホームフィールドの境川沿いで、土手から生えた枝に止まる2羽のカワセミを見つけました。2羽は少しずつ位置を変えながら、見つめ合っています。
 秋なのに求愛行動? よく見たら2羽ともオスだ! もしやカワセミ界にもボーイズラブがあるのか? とその時は思いました。

D2021101902 そして同じ日、別の場所でも見つめ合うカワセミが2羽。今日はボーイズラブの特異日か? と思っていたら、たまたま通りかかった、やはりカワセミを撮影しているオジさんから、これは縄張り争いであること、にらみ合いだけではなく相手に飛びかかったりもすることを教えてもらいました。
 このオジさんは相手に飛びかかる「バトル」の瞬間を狙っているそうで、確かにカワセミ同士のバトルは迫力がありそうです。

D2021101903 その後、二人してバトルが始まるのを1時間以上も待ち続け、とうとう……。が、当時使っていたカメラとレンズの性能では満足できる写真は撮れませんでした。もちろん腕の問題もあるけど……
 この時、早くカメラを買い換えようと決心したのでした(^^ゞ 実際に今のカメラを買ったのは1年以上後ですが……

D2021101904 それ以来、この時期になるとカワセミの「バトル」を求めてフィールドに出ていますが、なかなか出会えません。にらみ合いまでがやっとです。自然相手なので気長にやります。

 「もっと気まぐれ散歩」はこのブログと、フォトアルバム(Googleフォト)で構成されているんですが、今回についてはフォトアルバムは無しです。なんせ写真が撮れていない。
 これが写真週刊誌なら、鬼編集長から「ばかやろ~、画っ撮ってこい画っ!」と怒られるところですが、編集長もライターもカメラマンもぜんぶ自分なので……ご勘弁くださいm(__)m
 カワセミの「バトル」は今後も追い続けるつもりなので、満足できる写真が撮れしだいフォトアルバムを追加したいと思います。その点は写真週刊誌と違って融通が効くのです。


《「もっと気まぐれ散歩」まとめサイト》
 http://monologue.cafe.coocan.jp/walk.html

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