もっと気まぐれ散歩(7) 鳥散歩(泉の森 3)
※ここに掲載した写真を含む全ての写真は、下記のアルバムにフルサイズで公開しています。
実は最近私、ゴイサギ・ラブ状態なのです。
ゴイサギとの初対面はあまり良いものではなく……それは2年ちょっと前のことでした。カワセミの写真を撮り始めて数回目、当時は八王子を流れる兵衛川が主な撮影場所でした。
その日はカワセミには出会えず、ふとカワセミが良く止まる木の根元をに目をやると、茂みの中から見知らぬ鳥がこちらを睨んでいたのです。なんか不気味、目が血走ってる(?)し。その後SNSにアップした写真へのコメントで、この鳥がゴイサギであることが分かりました。
それ以来、ゴイサギに出会うことはなく、興味もそれほどありませんでした。
ところが最近、Youtube等で公開されているゴイサギの動画を偶然見つけ……こんなに可愛かったの、不気味だなんて言ってゴメンナサイ、もう一度会ってお詫びがしたい。いや可愛い姿を間近で見たい、これからは「ゴイちゃん」と呼ばせてください、となっているのです。
ゴイサギ、いやゴイちゃんの可愛さをご存じない方は、Youtubeで「ゴイサギ」で検索してみたください。動画がたくさん出てきます。
もう一度会いたい、と思ったもののなかなか出会うことができなかったある日、最近なにかと話題(私が話題にしてるだけですね)の泉の森のTwitterで、しらかしの池にゴイちゃんが来ていることを知りました。
さっそく泉の森へゴイちゃん探し。泉の森の良いところは、いつ行っても野鳥撮影の常連さんがいて、直ぐに情報が入るところです。ゴイちゃんは、しらかしの池の中州に生えたヤナギの茂みに潜んでいるらしい事が分かりました。
中州に渡ることはできないので近くの水面に作られた、ふれあいデッキでカメラを構え茂みの中を覗き込んでみました。茂みの中にゴイちゃんらしき鳥が見え隠れ、羽繕いしたり、動き回ったりしているものの、出てくる気配はありませんでした。
ゴイちゃんことゴイサギは「夜がらす」の異名がある夜行性の鳥で、昼間はあまり活動しないらしいのです。鳥は夜目が利かない、いわゆる「鳥目」と思われていますが、夜行性の鳥ってけっこう多いんです。
ただゴイサギの子供は、昼間でも園内をウロウロしているところを何度か目撃しています。子供故に昼間でもジッとしていられないのでしょうか?
ゴイサギの子供は親鳥とは羽の色、柄が全く違います。茶色の羽に白い斑点があり、そのためホシゴイとも呼ばれています。ホシゴイちゃんも、もちろん可愛いんですが、やっぱりできれば「親の顔が見たい」ですね。ん、なんか意味が違うぞ(^^ゞ
ふれあいデッキと、反対側の岸にある中州に近い石垣を行ったり来たりしながら、日暮近くまでゴイちゃんの出待ちをすること数回。希望は未だに叶っておりません。
真っ暗になるまで待てば出会えるかもしれませんが、それでは写真に撮ることがでないし、公園内はけっこう暗くて、鳥ではないのに鳥目の私は行動不能になりかねません(^^ゞ
長時間、無駄な時間を過ごしているかと言えばそうでもなく、それなりに良いこともあります。どうもこの中州、鳥たちの休憩所になっているようで、シジュウカラ、エナガ、メジロ、ジョウビタキ、オナガ、ヒヨドリなどが次々とやってきて、餌を捕ったり、水浴びしたり。石垣に腰掛けてボーッとしていて、ふと気付くと鳥たちに囲まれている、なんてことがしばしばあります。これはこれで幸せ(^^)
ということで、今回はホシゴイちゃんと、シジュウカラ、エナガ、メジロ、ジョウビタキの写真です。
《参考図書》
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