居酒屋の禁煙席壊滅!?
ゴールデンウィーク中、久しぶりに友人と飲みに行くことになり、居酒屋さんを予約した時のこと……以前(といってもコロナ禍前)に何度か利用したことがあるお店に電話して、
「今日の17時から禁煙席、2名で予約したいんですけど……」
「当店は全席喫煙可です」
嫌煙家というほどではないけれど、隣席で大量にプカプカされるのはたまらんので止めにして、二軒目に電話。が、ほぼ同じ回答(^0^;)
三軒目で全席禁煙のお店にたどり着いて、無事にお店が決まりました。ヤレヤレ(^^)
一軒目も二軒目も以前は禁煙席があったはずなのに、なんで無くしたんだろう? 疑問に思い、飲んだ帰りに件のお店の前を通って見ました。すると店頭にこんな貼り紙が……なんかイカ飯、いや厳めしい(;゚ロ゚)
これを見て思い出しました。受動喫煙防止を目的に改正された「健康増進法」が、2020年4月1日に施行されていましたね。当時、これで「煙を気にせず飲めるお店が増える」と喜んだのもつかの間、コロナ禍による飲酒者叩きが始まってしまい……すっかり忘れていました(^0^;)
改正された「健康増進法」では「飲食店は喫煙不可」が原則ですが、一定の条件を満たせば経過措置として、貼り紙の様な“喫煙可能店”にすることができるようです。受動喫煙を防止するための改正なので“喫煙可能店”に中途半端な“禁煙エリア”を設けるなどもっての外、ということなのかも知れません。
「煙を気にせず飲めるお店が増える」は完全にぬか喜びだったのでしょうか? 我家を中心に半径1kmくらいをウロウロして、どんなお店が“喫煙可能店”なのか調べてみました。厳密に調査したわけではないので……あくまで個人の感想です(^0^;)
小料理屋(明確な定義は分かりませんが、居酒屋より小規模でちょっと高級、美人女将が居る……かどうかは?)は、ほぼ喫煙可。普通(?)の居酒屋は半々くらいでした。居酒屋の場合、大規模店やチェーン店は経過措置の条件から外れるためかも知れません。
焼き鳥屋は、ほぼ喫煙可。焼き鳥好きとしては悲しい現実です(ToT)。焼き肉屋は半々くらい。
そば屋、すし屋は、ほぼ禁煙。どちらも味や香りが繊細な食べ物なので、これは嬉しいですね。
中華料理店も、ほぼ禁煙だろうと思っていたら、“喫煙可能店” も多少あるようです。
“喫煙可能店”には従業員も含めて20歳未満は立ち入りができないため、家族連れの来店を想定しているかどうかで変わってくるのかも知れません。
バーやスナックは“飲食店”ではなく“喫煙目的店”に分類されるようで……バーやスナックは、タバコを吸うついでに、お酒を飲んだりママを口説いたりするお店だったようです。今まで知らなかった(;゚ロ゚)
ということで「健康増進法」の改正前後で、私の外飲み環境は僅かに悪化したような気がします。もっとも経過措置は施行後に開店するお店には適用されない(はず)なので、これからできるお店に期待したいと思います(^^)
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