ついつい聞き耳……予算が(..;)
外出する時はBluetoothイヤフォンを着けて、スマフォでラジオを聴いていることがほとんどで、周囲の会話を意識することはないんですが……イヤフォンを忘れてしまった時は、つい聞き耳を立ててしまいます。可笑しくて吹き出しそうになったり、(心の中で)突っ込み入れたくなる会話もあり、意外と退屈しませんね。
今回は、そんな会話をいくつか紹介します。
近所の駅で友人と待ち合わせをしていた時……
やってきたのは、おばあちゃんと男の子(小学校低学年かな)、おそらくはお孫さん。そこにお父さんとおぼしき男性がやってきました。会話の内容から、おばあちゃんがお孫さんを昼食デートに連れて行き、終わった頃にお父さんが迎えにきた、と思われます。
父:「うな丼、美味しかったか?」
孫:「うな丼じゃないよ、うな牛だよ!」
父:「なに、それ?」
婆:「テレビでやってて、食べてみたかったんですって」
父:「へー、あの鰻屋さんなのにそんなメニューができたんだ」
孫:「違うよ、うな牛は牛丼のすき家だよ」
父:「ええっ~、うな丼食べた後に、すき家にも行ったのか?」
会話が噛み合ってません(^0^;) このお父さんは、すき家に行ったことがないのかな?
このおばあちゃんはお孫さんを老舗の鰻屋さんに連れて行きたかったようですが、お孫さんの希望ですき家で済んじゃった、という事のようです。この駅の近くにある老舗の鰻屋さんだと、うな丼は3千円くらいしますから……予算の3分の1くらいで済んだはず。
なかなか経済観念の発達したお孫さんですね。単にテレビで紹介されてた物を食べてみたかっただけかな???
もう一つ、予算のお話。
行きつけのお蕎麦屋さんに昼食を食べに行ったところ、先に来た親子連れ(お父さんと、小学校高学年と思われる男の子)が、何を食べるかで揉めていました。
子:「ぼく、カツ丼」
父:「ここは蕎麦の名店なんだから、蕎麦を食べろ」
子:「じゃあ、天ぷら蕎麦」
父:「天ぷらなんか乗せたら、蕎麦の香りが分からなくなるからダメ、もり蕎麦かかけ蕎麦でいいだろ」
このお父さん、蕎麦通なのかしら?
子:「じゃあ、もり蕎麦とカツ丼。この後、クラブ活動だから体力つけるの」
父:「体力有り余ってるだろ。そんなに食べたら高すぎる」
どうも蕎麦の香りよりも値段の方が気になっているようです。
このお蕎麦屋さん、そこそこの高級店で千円以内のメニューは、もり蕎麦、かけ蕎麦、たぬき蕎麦くらい。後は全て千円以上、天ぷら蕎麦やカツ丼は2千円前後になっちゃいます。
この後も親子の攻防戦は続き……
父:「もり蕎麦の大盛りにしろ」
子:「異議あり!」
父:「じゃあ、たぬき蕎麦の大盛り」
子:「異議あり!」
なんか裁判みたいになってきた(^0^;)
お父さんの提案を聞いていると、どうやら二人で3千円以内に収めたい様子。
親子連れの注文が決まる前に、私は食べ終わってしまったので、攻防戦の結末がどうなったのか分かりません。
でもな〜このお蕎麦屋さん、かなり量が少なくて私のようなオジさんにはちょうど良いですが、果たして食べ盛りが満足できるかな〜?
この親子こそ、すき家に行った方が良かったかもしれません。大きなお世話ですが(^0^;)
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