もっと気まぐれ散歩(18) 万博日帰り編 その6
万博日帰り編の6回目です。
今回の目標は……
◆「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」の当日枠に挑戦
今回こそ12時に開放される当日枠を確保したいです。
◆並ぶ
今まで長い行列は避けてきましたが、並ぶのも万博の楽しみの内(?)なので、今回は並びます。
後、目標ではないですが……
バーラト(インド)館でパニプリを食したい。
●やっぱりくじ運がない?
今回も7日前抽選にエントリーして三度目の正直を狙ったものの、やはり全敗。9時の入場予約が取れていたので、比較的競争率が低い早めの枠に応募していましたが残念です。
続いて空き枠先着予約です。今回は先着予約が開始される30分前……つまり入場日(9/10)の4日前の23時30分からチケットサイトにログインして待機し、日付が変わると同時に予約開始。
先ずは「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」の空き枠を確認。空いている枠(△マーク)がいくつかありましたが、実際に予約を試みるといずれも失敗。続いて「日本館」を見てみると、既に空き枠無し。
他にも決め打ちで確認したいパビリオンはありますが、時間が経つほど空き枠は少なくなるので、条件をつけずに空いているパビリオンを予約することに方針を変更。最初に見つけた◯マークのついた「飯田グループ×大阪公立大学共同出展館」で10時30分の予約を確保しました。
先着予約は予約を確定してしまうと、その予約を変更することができません。入館先や入館時刻を変更したい場合、予約をキャンセルして、改めて取り直すしかありません。
ということで「飯田グループ×大阪公立大学共同出展館」以外に空いているパビリオンがあったのか? 以降の予約状況はどうなったのか? 確認するすべがありません。
●初めての9時入場
今回は幸運? 偶然? なぜか9時の入場予約が取れました。最初に予約したときは11時でしたが、定期的に空きを確認して、10時、9時とせり上がってきました(^0^;)
9時入場を有効に使うには? なるべく早く会場に着くことですが、神奈川県からの日帰り組にとってそれはかなり難しいです。新横浜始発(6時0分)の、ひかり533号に乗り、新大阪駅で御堂筋線のホームまで9分で移動すれば、夢洲駅に5時58分に着けそうです。これ以上早く着きたければ、前日に出発するしかありません.。それじゃあ日帰りにならないけど(^0^;)
当日は御堂筋線に乗るところまで予定通り。ちょうど通勤ラッシュの御堂筋線はかなりの混み具合でした。通勤で使っている方、ご迷惑かけて申し訳ありません。もう少しの辛抱です(^0^;)
混雑のためか? 御堂筋線は数分遅れ。結果、夢洲駅に到着したのは9時2分でした。この程度の遅れは仕方ありませんね。
地上へ向かうエスカレーターも大行列だったので、階段を駆け上がり……いや、それは危ないので歩いて地上へ。入場ゲートに続く巡回路の待ち行列の最後尾に並びました。10時入場、11時入場の待機場所にもかなりの人が集まっていてビックリしました。
待ち行列は順調に進んで、10分ほどで入場ゲート前へ。一番右端のゲート辺りに出てきましたが、誘導員さんが「ずーっと左端の方へ行って20番台のゲートが空いています」と案内してくれたので、素直に従い23番ゲートに並びました。
右側のゲートと比べて本当に空いているのか、確認することはできませんが9時40分に入場を完了しました。ゲートに並んでいたのは20分くらいです。
もしかしたら10時を過ぎるかも? と思っていたのでちょっと意外でした。
●やはり日本館は見ておきたい
入場後は真っ先に日本館に向かいました。やはり開催国のパビリオンは押さえておきたいです。大阪万博(1970年)でも日本館を見学したはずです。他にどこを見たのか? 日本館の中はどうなっていたのか? ほとんど覚えていません……小学1年生でしたから仕方ないです(^0^;)
日本館は基本的に予約制ですが、10時30分までは先着順で入館することができます。入口で数分待つだけですぐに入場できました。
日本館のテーマは「循環」。ゴミを発酵させて電気や水を作り出したり、藻を培養して農業や畜産よりも効率よくタンパク質を生成したり。パビリオン全体がバイオプラントを構成しているようです。
でも一番人気だったのは、世界最大の火星からの隕石かな? アメリカ館の「月の石」よりも遠くの石だから?
もっともアチラの石は、実際に月まで行って持ってきたもの、コチラの石は勝手に飛んできたもの(?)で、大きな違いがありますね。1970年の時も今回も、月の石(アメリカ館)を見るのは諦めました。
●西陣織のパビリオン
「飯田グループ×大阪公立大学共同出展館」へ、あまり時間がないので早足で移動。ちょうど予約時刻の10時30分に到着しました。入口付近まで誘導され、準備ができ次第入場とのこと。待っている間にこのパビリオン最大の特徴、西陣織の外壁についての説明を受けました。これだけの量の西陣織、いったいいくらかかったんだろう? と余計なことが気になってしまいますね(^0^;)
5分ほど待って入場。展示室前室(?)で紹介動画を見てから展示室へ。中央に巨大な未来都市のジオラマ、周辺には人工光合成や、実際に体験できるスマートハウスなどの新技術が展示されていました。個人的にはジオラマがイチバン楽しめたかな?
●バーラト館でパニプリのはずが……
阪神ファンのパートナーから、シンガポール館で「マーリー × 阪神タイガース」限定コラボグッズを買ってきて欲しいと頼まれているので、午前中のうちにシンガポール館へ。「マーリー」はシンガポール館のマスコットキャラクターです。
途中でバーラト(インド)館の前を通ると、待ち時間なしで入場できそう。ちょっと寄り道して行くことにしました。もちろん目的は、パニプリ体験(^0^;)
館内には伝統的な美術品や工芸品だけでなく、月面探査機や高速鉄道の模型が展示されており、歴史の深さとともに技術力の高さがアピールされていました。
工芸品コーナーでインド絨毯を眺めていたら、近くにいた親子連(お母さんと、小学校低学年くらいの男の子)……
「ほら見て、アラジンが乗ってた絨毯よ!」
と、お母さん、男の子は無反応。
「アラビアンナイトで見たでしょ!?」
と、さらにお母さん。
アラビアンナイトはインドが舞台じゃないと思うんだけど……(^0^;)
すっかり飽きちゃった感じの男の子の気を引こうと、とっさの思い付きで言ったのかもしれませんね。
見学はそこそこに、テイクアウトコーナーへ念願のパニプリを買いに。が、テイクアウトコーナーは、まだ営業していないようでした。あきらめてシンガポール館へ向かいました。
●素敵な演出だったよ、シンガポール(^^)
シンガポール館は大きな赤い球体を載せた、会場内で目立つパビリオンの一つです。もっとも最初は球体に書かれた「SG」の文字から「シンガポール」が連想できなかったんですけどね(^^ゞ
入場待ち行列は短そうでしたが、近づいてみると「最後尾はアチラです」と大屋根リング下へ案内されました。40分待ちとのこと。大屋根リングに隣接するパビリオンでは暑さ対策のため、待ち行列をリング下に誘導しているところが多いようですね。直射日光が当たらないだけでかなり楽でした(^^)
シンガポール館へはグッズ購入を主目的に入ったものの、展示もけっこう楽しめました。展示室でタブレット(?)に自分の「夢」を書いてから最上階へ上がると、そこはドーム状の大型スクリーン。あの球体の内側はスクリーンだったんですね。
スクリーンに映し出されるアニメーションの中に、下で書いた「夢」が湧き出してくる素敵な演出。自分の書いた「夢」をスクリーン上に見つけた子供たちが歓声を上げていました。
ちなみに私の「夢」は……書きませんでした。順番待ちで時間がかかりそうだったのと、そもそも私の「夢」は人様にお見せできるようなものでは……「世界征服」とかではないですよ(^0^;)
「マーリー × 阪神タイガース」限定コラボグッズも無事にゲットできました。
●ガンダムに嫌われてます(ToT)
シンガポール館の出口付近が比較的すいていたので、ここで12時に解放される「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」の当日枠を狙うことにしました。冷房が効いてて快適だったので、休憩も兼ねて。
30分ほど前から予約サイトで「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」のページを開いて、タイムオーバーにならないように定期的にリロードしていました。そして12時、何度かリロードしても表示が「空き」に変わりません。10分待ってもダメで……
もしかしてパビリオンの選択からやり直さないとダメなの? と思ってページを戻すと、なんと「順番にご案内しております」のページに飛ばされちゃいました。待ち時間は「10分」。
10分後、再度アクセスすると△マークがちらほらあるだけで、ほとんど×マーク。△マークを選択しても結局は予約不可でした。
当日枠の解放って12時ちょうどじゃないのかな? それとも操作の問題? 確かめようがないですね(^0^;)
●コモンズ館も混んできました
先週あきらめたウクライナブースを見学すべく、コモンズC館へ。しかし入場待ちの大行列が……ウクライナだけのために時間を費やすのももったいない(ウクライナさんゴメンなさい)ので、あきらめてF館へ。
しかしここも行列。カザフスタンブースを見学したい場合は50分待ち。先週は待たずに入れたカザフスタン以外のブースも15分待ち。
帰りに前を通ったら、カザフスタンは80分待ちになってました。いやー、大変なことになってますね~。
●フランス館へ
どうせ並ぶなら大きなところがイイ。ということで、行列の長さの割りに待ち時間が短いと評判のフランス館へ向かいました。フランス館があるのは「ポップアップステージ東内」の前で、待ち行列はベンチなどを避けて複雑に蛇行しています。さらに隣のアメリカ館の行列もあるので、最後尾を探すのに一苦労しました。
やっと見つけた最後尾で、スタッフの方に確認すると「50分以上」かかりますとのこと。コモンズF館でも50待ちなんだから、そのくらいは仕方ないですね。
私が並んですぐに「これ以上並べません」のプラカードを持ったスタッフがやってきました。危ないところでした。
さっきと違い、日差しを遮るものがないので立っているだけでも辛いです。しかも水筒の水が残り少ない(;゚ロ゚) 並ぶ前に補充しておくべきでした。でも補充してから来たら「これ以上並べません」になってたろうしな~
炎天下で辛抱すること1時間。やっと入場することができました。
フランスを代表するブランドの展示が中心ですが、ブランド品に疎くてルイ・ヴィトンくらいしか知らない私でも十分楽しめました。構成が良く考えられていて、さすがはフランスといった感じ、並んだ甲斐がありました。
特に、注連縄で結ばれたモンサンミッシェルと厳島神社、ノートルダム大聖堂と並ぶ首里城などのフランスと日本の関係性を表す展示が印象に残りました。
●自動販売機にも行列
フランス館を出て、急いで水分補給をと大屋根リング下の自動販売機へ。ここも10人ほどの行列ができていました。しかもなかなか進まない。どうしてかと思ったら一人が何本も買っているんですね。家族の分をまとめて買いにきてるのね(^^)
10分ほど待ってやっと購入できました。なんでも待つのが万博です(^0^;)
私が購入した直後、飲料業者の方がやってきて「これから飲料を補充するので、他の自販機で買ってください」となりました。タッチの差でした(^^)
●念願のパニプリ
予約したシャトルバスの時刻まで1時間以上あるけど、早めに西ゲート方面に移動を開始。午後になってどんどん人が増え、移動にも時間がかかります。
バーラト館の前を通りかかると、運よく入場可。バーラト館は待ち行列を作らず、不定期(?)に入口を開け、そのとき近くに居合わせた人が入場できる方式らしいです。
2回目なので展示は素通りしてテイクアウトコーナーへ並びました。メニューを持ってきてくれたスタッフに注文を伝えると、注文を書いた付箋をメニューに貼り付けてレジに案内されました。付箋に書かれた文字は私にはまったく読めません。
レジ係に付箋を渡すと、しばらく考え込んでから「何を注文しました?」と聞いてきました。読めないのは私だけじゃなかったのね(^0^;)
とにかく無事にパニプリの入っている(であろう)パッケージを受け取り、大屋根リング下のベンチへ。ベンチも満席状態で、空きを探すのに苦労しました。
パニプリとは、中空の球状に揚げた「パニ」に、冷たいスープ「プリ」を入れて食べるインドの代表的なストリートフードだそうです。日本人がインドに行ってストリートフードを食べると、ほぼ間違えなくお腹を壊すと聞いたことがありますが、日本で買ったものなら大丈夫でしょう(^^)
パニにはプリを入れる穴が開いていると思っていましたが、完全な球。どうやって食べるか迷いましたが、付属の木ベラでパニを半分に割り、プリを掬って食べました。正式にはどうやって食べるんだろう??
パリパリしたパニの食感と、甘酸っぱく冷たいプリの相性がばっちり、とても美味かったです。
ガンダムは外れ続けてるけど、タッチの差でフランス館に入れたし、パニプリも食べることができたので、我が運はそれほど悪くないのかもしれません。と、日記には書いておこう(^0^;)
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