2025年2月16日 (日)

ついつい聞き耳……お寿司はなんて数えるの?

 立春を過ぎたというのに、寒い日が続いてます。寒いとついつい家に引きこもりたくなりますね。でも体力維持のため、心を鬼にして散歩……とうとう心を鬼にしないと、散歩にも行けなくなってしまった、情けない(ToT)

 散歩をしていると、保育園の子供達の散歩……もしかしたら保育園と遊び場にしている公園への移動かも……に良く出会います。どんなに寒くても子供達は元気でイイですね。オジサンにも少し分けて欲しいです(^^)

 保母さん、あっ失礼、保育士さんと子供達の会話が聞こえてきました。

保:「リンゴはなんて数えるのかな?」
子:「いっこ、にこ」

保:「じゃあニンジンは?」
子:「いっぽん、にほん」「いっこ、にこ」

 あ、意見が割れた(^0^;)

保:「じゃあ、お寿司は?」
子:「いっかん、にかん」

 おおおっ、全員一致で「かん」!!

 私がこの子達と同じくらいの年齢で、近所の人から「お坊ちゃま、お坊ちゃま」と呼ばれていた子、と遊んでいた頃。「お寿司」と言ったら、海苔巻き(かんぴょう巻き)といなり寿司もしくは、ちらし寿司ばかりで「いっかん、にかん」と数えるお寿司にお目にかかることは無かったです。
 ごくまれに、年に一度あるかないかですが大事なお客様が訪れたとき、近所のお寿司屋さんから出前を取ることがありました。そんなときでも……

「上4人前と、のり玉2人前、お願いします」

となります。「上」は、にぎり寿司の上のことで大人用。「のり玉」は、海苔巻き(やはりかんぴょう巻き)・玉子焼きのにぎり寿司セットのことで子供用です。つまり生魚がのっかたお寿司は、子供には回ってこなかったのです。
 お客様が帰った後、食べ残しのにぎり寿司をつまみ食いし、世の中にこんな美味しいものがあるのか? 大人になったら腹いっぱい食べてみたい、と思ったものでした。
 回転寿司が一般化するはるか前の事なので、私と同世代の方は子供の頃に同じ思いをしたのではないかと思います。
 もっとも私の場合、その十数年後に父が趣味で、お寿司を握りはじめ、その思いは簡単に叶ったのですが……こういうのは特殊な事例ですね(^0^;)

 それに引き換え、現在の子供達は正しい数え方を覚えるくらい、にぎり寿司に馴染んでいるってことですね。回転寿司をはじめ、宅配寿司などが普及したおかげですね(^^)
 と、ここまで書いて、ちょっとした疑問が浮かびました。回転寿司店に行き慣れているのだったら、お寿司を「ひとさら、ふたさら」と数える子がいても良いはずですが、全員一致で「いっかん、にかん」。もしかしてこの子達、“回らないお寿司屋さん”にいつも行ってる、イイとこのお坊ちゃん、お嬢ちゃんばかりだったのかも?

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2024年8月 2日 (金)

ついつい聞き耳……ワカメは野菜?

 以前書いたことがあると思いますが、10年近く糖質制限生活を送っています。まあ最初の頃と比べると、かなりルーズなので“糖質制限生活”というよりは“糖質少なめ生活”の方があってるかな?
 日常的な食事で積極的に主食(糖質)を摂ることはほとんどありませんが、そば好きで……特に駅そば好きで、止めることができません、自己矛盾です。まあ週に2回以上は食べないようにしていますけど……

 さて、その駅そばを楽しんでいる時の話です。

 最近の駅そば店は省力化が進んで、券売機で食券を買うとその情報が直接厨房に届くので、受け渡し口で店員さんに食券を渡して「そばで、ネギ多め」などと言い、半券をもらう手間が無くなりました。食券を買ったら、食券の番号で呼ばれるのを待っているだけです。
 「ネギ多め」とか「ワサビ抜き」とかの注文がある場合は、食券の番号とともに店員さんに伝えれば対応してもらえるようです。もっとも最近「ネギ多め」は無料ではなく、追加でトッピングの食券が必要なお店が増えてきた気がします。世知辛い世になったもんです。

 私が自分のおそばを受け取って、席に戻ろうとした時。入ってきたお客さん、受け渡し口で食券を見せて……

「○○番、野菜抜きで!」

と注文。

 はて? このお店で野菜を抜くようなメニューがあったかな〜? 野菜が入っているメニューといえば……

・おろしそば……大根おろしを抜いたら、ただのそばですね(^0^;)

・キムチそば……これまたキムチを抜いたら、ただのそばです。キムチの白菜を抜いて、汁だけかけろって意味だろうか?

・私が愛して止まない、かき揚げそば…… いや、かき揚げから玉ねぎを抜くのは無理だろ~

 などと考えていると、厨房から店員さんの会話が聞こえてきました。

「おい、ワカメって野菜かな??」
「どうかな? ちょっと店長に聞いてくる」
   :
   :
「ワカメは野菜じゃ無いって!」

 最近の若い衆はワカメが何か知らないのかな。と思っていたら、件のお客さんができあがったおそばを持って、私の側を通りました。思わず背伸びをして丼の中をチラリ。

 持っていたのは、普通のかけそばでした。
 このお店のかけそばには、通常ワカメとネギがのっていますが、ワカメだけがのっていました。

 確かに「野菜抜き」ではあるけど……普通は「ネギ抜き」って言わないか? 店員さんが「ワカメが野菜か?」と悩むのも無理ないか(^0^;)

 話は変わりますが、最近は諸般の事情で遠出ができず、近所の駅でしかおそばを食べていません。どっか遠くに行きたいな~、駅そば食べに(^^)

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2024年3月29日 (金)

ついつい聞き耳……死んじゃったらどうする?

 近所の駅前を歩いているとき……とある親子(お父さんと幼稚園児くらいの男の子)の会話が聞こえてきました。

子:「ねえパパ、あそこで注射打ったことある?」
父:「……」 (※声が小さくて聞き取れない)

 “あそこ”とは、最近までワクチンの大規模接種会場があった駅ビルの事らしいです。

子:「注射を打つと死んじゃうことがあるんだよ、知ってる?」
父:「……」(※声が小さくて聞き取れない)

 ど、どこでそんな知識を(^0^;) もしかして友達にワクチン反対派の御子息でも居るのだろうか? まあいいか(..;)

子:「パパとマミィが注射で死んじゃったらどうする?」
父:「……」(※声が小さくて聞き取れない)

 “パパ”と“マミィ”なんかバランス悪くない? 朝ドラファンか?
 まぁそれは良いとして、この子供の問いかけにパパがどう答えていたのか、全く聞こえず残念でした(^0^;)

 でもね、パパとマミィ(やっぱバランス悪い)が死んじゃったとき、どうするか考えるのは坊やなんだよ。そういう事態にならないことを強く祈ってるけど……

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2024年1月12日 (金)

ついつい聞き耳……バターにならないか心配

 シリーズ化するほどのネタはないと思っていましたが「ついつい聞き耳……」の二回目です。ちょっと短め(^0^;)

 初詣に行った時のこと……
 その神社には、茅の輪が作られていました。

 私の前に居た親子連れがくぐり終わるのを待っていると……

子供:「パパ、コレ(茅の輪)って何をするの?」
お父さん:「これをくぐって、煩悩を払うんだよ」
子供:「へー」

 茅の輪のくぐり方は、一般的に……左回り、右回り、左回りで三回くぐり、四回目をくぐって社殿に進みます(神社によってくぐり方が違う場合があるそうです)。

 ところがこのお父さん、「煩悩を払え、煩悩を払え……」と唱えながら、子供達を従えて何度もくぐって回っています。もしかして煩悩の数(百八つ)だけ、回るんだろうか? 108回も回ったら、親子揃ってバターになっちゃうんじゃ無いかと心配になってしまいます(^0^;)

 幸いにも(?)バターになる前に、回るのを止めて社殿の方に行ってしまいました。社殿の前でも何か会話をしていたようですが、聞き取れませんでした。「この鈴は、煩悩を……」とか言ってたのかもしれません。

 今回は“聞き耳”というよりも“ガン見”だったかも(^0^;)

 ところで、なんで“回っているとバターになる”のか?
 一定の年齢以上の方はお分かりですね。ネタ元の絵本は、ある時期から人種差別問題で発禁となり……と思っていたら、最近は復刻版が出ているようです。興味のある方はどうぞ……


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2023年9月25日 (月)

ついつい聞き耳……予算が(..;)

 外出する時はBluetoothイヤフォンを着けて、スマフォでラジオを聴いていることがほとんどで、周囲の会話を意識することはないんですが……イヤフォンを忘れてしまった時は、つい聞き耳を立ててしまいます。可笑しくて吹き出しそうになったり、(心の中で)突っ込み入れたくなる会話もあり、意外と退屈しませんね。
 今回は、そんな会話をいくつか紹介します。

 近所の駅で友人と待ち合わせをしていた時……

 やってきたのは、おばあちゃんと男の子(小学校低学年かな)、おそらくはお孫さん。そこにお父さんとおぼしき男性がやってきました。会話の内容から、おばあちゃんがお孫さんを昼食デートに連れて行き、終わった頃にお父さんが迎えにきた、と思われます。

父:「うな丼、美味しかったか?」
孫:「うな丼じゃないよ、うな牛だよ!」
父:「なに、それ?」
婆:「テレビでやってて、食べてみたかったんですって」
父:「へー、あの鰻屋さんなのにそんなメニューができたんだ」
孫:「違うよ、うな牛は牛丼のすき家だよ」
父:「ええっ~、うな丼食べた後に、すき家にも行ったのか?」

 会話が噛み合ってません(^0^;) このお父さんは、すき家に行ったことがないのかな?

 このおばあちゃんはお孫さんを老舗の鰻屋さんに連れて行きたかったようですが、お孫さんの希望ですき家で済んじゃった、という事のようです。この駅の近くにある老舗の鰻屋さんだと、うな丼は3千円くらいしますから……予算の3分の1くらいで済んだはず。
 なかなか経済観念の発達したお孫さんですね。単にテレビで紹介されてた物を食べてみたかっただけかな???

 もう一つ、予算のお話。

 行きつけのお蕎麦屋さんに昼食を食べに行ったところ、先に来た親子連れ(お父さんと、小学校高学年と思われる男の子)が、何を食べるかで揉めていました。

子:「ぼく、カツ丼」
父:「ここは蕎麦の名店なんだから、蕎麦を食べろ」
子:「じゃあ、天ぷら蕎麦」
父:「天ぷらなんか乗せたら、蕎麦の香りが分からなくなるからダメ、もり蕎麦かかけ蕎麦でいいだろ」

このお父さん、蕎麦通なのかしら?

子:「じゃあ、もり蕎麦とカツ丼。この後、クラブ活動だから体力つけるの」
父:「体力有り余ってるだろ。そんなに食べたら高すぎる」

 どうも蕎麦の香りよりも値段の方が気になっているようです。
 このお蕎麦屋さん、そこそこの高級店で千円以内のメニューは、もり蕎麦、かけ蕎麦、たぬき蕎麦くらい。後は全て千円以上、天ぷら蕎麦やカツ丼は2千円前後になっちゃいます。

 この後も親子の攻防戦は続き……

父:「もり蕎麦の大盛りにしろ」
子:「異議あり!」
父:「じゃあ、たぬき蕎麦の大盛り」
子:「異議あり!」

 なんか裁判みたいになってきた(^0^;)
 お父さんの提案を聞いていると、どうやら二人で3千円以内に収めたい様子。

 親子連れの注文が決まる前に、私は食べ終わってしまったので、攻防戦の結末がどうなったのか分かりません。
 でもな〜このお蕎麦屋さん、かなり量が少なくて私のようなオジさんにはちょうど良いですが、果たして食べ盛りが満足できるかな〜?
 この親子こそ、すき家に行った方が良かったかもしれません。大きなお世話ですが(^0^;)

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