Winnyが悪いわけじゃない
このところ、感染すると「Winnyの機能を利用してパソコン内のデータをばらまくウィルス」による情報漏洩被害が多発しています。
ニュースなどではまるで、Winnyそのものが情報をばらまいているような論調ですが、まったくもってナンセンス。
さらに小泉首相までもが「Winnyを使わない様に」などと見当違いな発言をする始末(^^;)
呆れて開いた口が塞がりません。同じ理屈でいけば「最近、交通事故が多いので皆さん自動車に乗らない様に」とでも言うつもりだろうか??
別にWinnyが悪いわけではありません…いちばん悪いのは、自分のパソコンの管理がまともにできない、無知な利用者です。
仮に全員がWinnyを使わなくなったとしても、ウィルス作成者は他の“なにか”を利用するウィルスを作成するだけです。
我々がしなければならない最大の対策は、全てのパソコンで「WindowsUpdateを自動実行に設定する or 定期的に実行する」と「ウィルス対策ソフトをインストールし、パターンファイルを常に最新に保つ」の2点だけです。
これだけで、ほとんどの脅威を防止できるはずです。さらに万全を期すなら、仕事のデータをWinnyなどの不特定多数のパソコンとファイルを交換するソフトがインストールされているパソコンには入れない。
今どき、ウィルス対策ソフトをインストールしていないパソコンを使うのは、玄関に全財産を置いて鍵をかけずに外出するようなものだと私は思うのですが、そんなことする人…います?????
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